2025年9月、東京都港区芝に本部を置くローラスインターナショナルスクールオブサイエンスは、高等部(Year10)を開設した。ケンブリッジ国際カリキュラム(IGCSE/A Level)と独自のローラスイノベータープログラム(STEM×起業家教育)を融合し、次世代のイノベーターを育成する。 ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス(以下「ローラス」)は、2001年に設立され、科学的思考力と創造性を重視した教育を展開してきた。現在、首都圏を中心に9校を展開している。 ケンブリッジ国際カリキュラムは、世界160か国以上で採用されており、IGCSEおよびA Levelコースによって海外大学進学にも対応する。学問への深い探究心と大学進学に向けた明確なステップが特長。生徒たちは、科目の理解を深めるとともに、批判的思考力や問題解決力を育むための環境が整っている。 ローラスイノベータープログラムは、科学・技術・経済・社会課題を結びつけた実践的な内容で、生徒はメンターのサポートを受けながら研究・発明・起業を通じて、自らのアイデアを実社会で活用することを目指す。 さらに、ローラスは最先端の学習環境を整備している。最新設備を備えた教室、科学実験室、そしてSTEAM学習のためのメーカースペースが完備されており、少人数制のクラスによって充実したサポートが提供される。このような環境により、生徒たちは変化の激しい現代社会に対応できる力を養うことができる。 ローラスの教育は、世界とつながるネットワークを活用することで、海外大学や研究機関、教育企業との連携を推進している。また、海外進学に対するサポートも充実しており、生徒ひとりひとりが世界の舞台で活躍できるよう、出願戦略やエッセイ指導、推薦書準備などを体系的に行う。大学進学のみならず、学問的探求心、社会貢献意識、国際的視野を兼ね備えたグローバルリーダーの育成を目指している。 今後、ローラスは国内外の大学・企業・研究機関との連携をさらに強化する方針であり、生徒の学会での発表や会社設立といった活動を奨励・サポートしていく。社会課題解決型プロジェクトや海外インターンシップを通じた実社会との直結した学びも拡充するとしている。