超特急カイ、ユーキらとの打ち合わせで生まれたツアー衣装の視覚的こだわり「センターが変わった形で初披露できたことは…」【「NINE LIVES」インタビューソロ編】 | NewsCafe

超特急カイ、ユーキらとの打ち合わせで生まれたツアー衣装の視覚的こだわり「センターが変わった形で初披露できたことは…」【「NINE LIVES」インタビューソロ編】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じたカイ(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/10/02】超特急が、9月24日に22枚目シングル「NINE LIVES」をリリース。モデルプレスでは、カイ、タカシ、アロハにインタビューを実施し、ソロ&3ショットインタビューの計4本を配信予定。カイ(31)が語ったのは、ドーム公演への想いを込めたラップ制作裏話や、ツアー衣装のこだわりなど。困難の瞬間でさえ「楽しさもあった」「自分たちが変われた」と前を向く姿勢は、逆境を力に変えてきた彼の歩みそのものだった。

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◆超特急、22枚目シングル「NINE LIVES」

今作のテーマは“Cat has NINE LIVES.”「猫に九生あり」という、困難な状況を何度も乗り越えてしぶとく生き抜く力を表すことわざと、“9人組グループ”超特急を重ねた楽曲になっている。クールでグルーヴィーなダンスミュージックに、超特急らしいユーモアや遊び心を散りばめた「NINE LIVES」のほか、超特急が得意とするダンスチューン「ウインクキラー」、ボーカル2人の声が映えるミディアムバラード「スピカ」が収録されている。さらにTikTokでは、それぞれの人生の一部を描いたショートドラマが配信中だ。

◆カイ、ショートドラマ撮影で印象に残ったこと

― ショートドラマ「海辺の日向」の撮影時のエピソードを教えてください。

カイ:相手役の小学生の子と2人芝居だったので、セリフ量が圧倒的に多くて、相手の子もすごく大変だったと思いますし、お互いにセリフを頑張りました。何よりも暑くて、今年一番、タイよりダントツで暑かったです。

― 一番印象に残っているシーンはありますか?

カイ:基本的にずっと2人芝居でシチュエーションも変わらないので、抑揚を出すために監督と話し合いながら進めました。基本、僕が提案したやりたい動きに合わせてくれたので、演じやすかったです。2人芝居をする機会もなかなかないですし、僕が年下の子をリードしなければいけないので、そういった意味で全体的に印象的に残っていますし、自分の中で勉強になった部分もあります。

― 提案することが多かったということは、台本から変わったシーンもあったのでしょうか?

カイ:基本は台本に忠実だったのですが、その中での動きは、僕が思ったようにやらせてもらって、そこから修正していきました。「ここをこうした」というよりは、全体的に少しずつやりやすい形にしてもらいました。

― ファンの方の反響はいかがですか?

カイ:いろいろな方が僕の芝居を好きと言ってくれることはすごくありがたいです。未だに「『アンナチュラル』(TBS系/2018)を観ていました」と言ってもらえることもあって、超特急に出会う前に僕の芝居を観ていた方々にも好意的な反応をもらえているのが嬉しいです。

◆カイ、ドームへの想いを込めたラップ制作秘話

― 「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025『EVE』」のラップで「連れて行くぜDOME」というリリックが印象的でした。リリックに込めた思いを教えてください。

カイ:スタッフの方と話し合いながら作っていったのですが、その中で「例えばカイくんが言うのはどうだろう」と提案してもらって、マサヒロとアロハも「カイくんが言うことに意味があると思うので、言ってください」みたいなことを言ってくれたので、僕が言うことになりました。

― マサヒロさん、アロハさんとの3人のステージでしたが、練習の裏話を教えてください。

カイ:本番前に「VS.超特急」(日本テレビ系)の収録でKEN THE 390さんに、ラップのリリックの作り方や、フロウも全部教えてもらったことが、自分たちの身になりました。KEN THE 390さんに「ラップをやった方が良いよ」と言ってもらえたこともすごく嬉しかったです。それ以外にも、アロハは別の現場で来られなかったのですが、マサヒロと僕で、普段タカシやシューヤにボイトレをしてくださっている先生のボイトレを受けに行って、ラップの練習もしたので、みんながすごく前のめりに楽しめた時間だったと思います。

― ラップで一番苦労したことはありますか?

カイ:元々ラップが好きだったので、よく聴いていましたし、言葉遊びみたいものもすごく好きでしたが、無音のラップの部分は、ほかの2人もすごく苦労しながら、一番想いが伝わる方法を試行錯誤しながら探っていったので、多分初日と最終日のパフォーマンスを見比べるとまた違って聴こえてくるのではないかなと思います。

◆カイ、衣装への視覚的なこだわり

― カイさんと言えば衣装担当。「EVE」の衣装でこだわった点を教えてください。

カイ:「No More Cry」からの白い衣装が「ikki!!!!!i!!」のタイミングで色が付いた衣装に変わるところは、ユーキとスタイリストさんと打ち合わせしているときに、「踊っていく中で徐々に色が出てきたら良いよね」「視覚的にも一気に変わった方が面白いんじゃないか」という話になって、あの形になりました。初日に披露したタイミングでバッと変わったときのみんなの反応も大きかったですし、衣装をやっている側としては、衣装が変わったタイミングで歓声が上がるとすごく嬉しいです。そこから始まる「ikki!!!!!i!!」は、いわゆるパブリックイメージの超特急らしい曲なので、センターが変わった形で初披露できたことは、衣装と曲の効果も相まって、印象的な部分でした。

◆カイが悲しみを乗り越えた方法

― 「NINE LIVES」が困難な状況を何度も乗り越えてしぶとく生き抜く力を表すことわざ「猫に九生あり」と超特急を重ねた楽曲になっているように、カイさんが思うグループで困難な状況を乗り越えた瞬間はいつですか?

カイ:難しいですが、本当に困難な状況は、人それぞれ感じる部分でもありますし、もちろんメンバーそれぞれが感じているものもあると思います。もちろん今思い返せば、困難だったこと、大変だったことはたくさんありますが、楽しさもあったので、その当時に「しんどい」という気持ちが先行していたことはあまりなく、「今思えば困難だったな」と思うことの方が多いかもしれないです。確かにボーカルが1人になったタイミングは、きっとタカシが困難を乗り越えた人だからこそいろいろ感じていた部分はあったと思いますし、みんなしんどかったですが、だからこそ今のタカシのスキルがありますし、困難だけで終わっていない。成長できた部分、自分たちが変われた部分がかなりあるので、自分たちの中でも大事な部分だと思っています。

◆カイの夢を叶える秘訣

― 夢を持ったモデルプレス読者の方に、カイさんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。2月の「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」のインタビューでは「口に出すこと」とおっしゃっていました。

カイ:流れ星が流れるときに3回唱えたら叶うみたいな迷信は、本当に叶うわけではなく、その一瞬で咄嗟に言えるくらい常に夢のことを考えていないと、言葉に出せないと思うので、それくらい自分の中で叶えたいこと、やりたいことがあるのだったら、常に自分の中で大事に思っていることが一番大事なのではないかなと思います。それが結果、言葉に出すことに繋がるので、やりたいこと、大変なこと、やらなければいけないことがある中で、周りの人に馬鹿にされるようなことがあっても、自分の想いを大事に持ち続け、自分が信じたもの、好きなものは、貫き通す。夢が絶対に叶うとは思いませんが、叶えた人は絶対に常にそのことを考えていた人だったからということはすごく感じます。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

◆超特急(ちょうとっきゅう)カイプロフィール

2011年12月25日に結成された9人組メインダンサー&バックボーカルグループ。2012年6月10日に「TRAIN」でCDデビュー。2022年に開催された新メンバーオーディション「超特急募」を経て同年8月8日、シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルが加入し新体制となった。11月からは、BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025-2026「REAL?」の開催が控えている。

カイ(小笠原海/おがさわら・かい)
2号車/MAIN DANCER/神秘担当/1994年9月27日生まれ/神奈川県出身

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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