児童健全育成推進財団は2025年7月25日~9月16日の期間、生きづらさを感じている子供、特に小学生や中・高校生世代に向けたメッセージ「じどうかんもあるよ」を発信している。厚生労働省が提唱する「自殺予防週間」など、子供の命を守る取組みの一助となることを目指す。 同メッセージの発信は、厚生労働省が提唱する9月10日~9月16日の「自殺予防週間」に向けて、子供の命を守る取組みの一助となるために実施するもの。厚生労働省・警察庁によると、2024年に自殺した小中高生は529人で、1980年の統計開始以降、過去最多となった。特に女子中高生の自殺者数が増加。原因・動機としては、学業不振や進路に関する悩みなどの「学校問題」に加え、「健康問題」や「家庭問題」が目立っており、学校の長期休暇明けに自殺者数が増加する傾向にあるという。 児童館は、子供が自由に来館して安心して過ごすことができる児童福祉施設であり、困ったときや悩んだときに相談し助けてもらえる専門職員がいる。「じどうかんもあるよ」というメッセージは、「児童館を安心できる居場所のひとつとして利用してほしい」という子供に寄り添い支援する児童館職員の想いからつくられたもの。全国の児童館を通して、生きづらさを感じている子供や命が危ぶまれる子供、居場所がなく地域をさまよう子供にメッセージを届けるために、自治体児童館主管課、各地域の関連施設・関係機関などへの取組みの周知を図る。 「じどうかんもあるよ」の実施期間は7月25日~9月16日。ポスター掲示、チラシ配布、児童館のお便り、WebサイトやSNSなどからの発信により周知広報する。また、「児童館においで」「必ず力になる」「LINEで相談して」など、各児童館オリジナルのメッセージの発信や、児童館を利用したことがない子供が来館しやすくなるようなきっかけづくりや呼びかけなども実施する。