名古屋で新しい教育モデル、GUILD開校へ | NewsCafe

名古屋で新しい教育モデル、GUILD開校へ

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義務教育の価値観をゼロリセット「新しいカタチの学校づくり」プロジェクト
  • 義務教育の価値観をゼロリセット「新しいカタチの学校づくり」プロジェクト
  • アイテム交換のようす
  • 基本構想「5つのない」と「5つのある」
  • ARスポーツ「HADO」小学校の作戦会議のようす
  • HADOプレイ中のようす
 クリエイターズクランは2025年9月より「新しいカタチの学校づくり」プロジェクトを本格始動する。このプロジェクトは、子供たちの可能性を最大限に引き出すことを目的とし、既存の義務教育の枠を超えた新しい教育環境を提供する。

 AIやデジタル技術の進化にともない、社会の変化に対応する多様な能力が求められている。従来の画一的な教育では、変化に強い子供たちを育むことが難しいと考えたクリエイターズクランでは、2015年から義務教育をゼロリセットし、新たな発想で教育モデルを構築する構想を掲げてきた。

 「新しいカタチの学校づくり」プロジェクトは、クリエイターが育つ家「CreatorHouse」および子供たちの秘密基地「GUILD」を中核拠点とし、独自の教育哲学に基づいて新しい学校を創り上げる。

 子供たちの秘密基地「GUILD」は、2022年に開校した地域の学び場で、自由進度学習と対話学習を実践する新しい教育のモデル。子供たちが時間割や校則に縛られず、自らの興味・関心に基づいて学びを進めることができる。また学習ギルドの仕組みを活用することで、地域の学習塾や駄菓子屋、公園、ショッピングモールまでもが新たな学び場となる学校運営を可能にする。

 同社ではGUILDをスクールモデルとして、2025年9月に、「GUILD」名古屋本部校と、名古屋自由ヶ丘教室(NIJINアカデミーとの共創)を開校予定。対象は4歳~12歳。子供たちは、朝登校したら1日の時間割を自ら作成、計画に沿ってミッションやクエストを実施する。ランチは自分たちで材料調達、火起こしから始める。時にダンジョンなどが発生。振り返りを行うと経験値(exp)が付与されるという、まるで異世界のような学びを届ける。

 一方、ARスポーツ「HADO」を学校教育現場へ無償で届けるプロジェクトも開始される。HADOは、身体能力と情報処理能力を同時に高める次世代の体育として、子供たちに反射神経や体幹、戦略的思考、チームワーク、コミュニケーション能力を育成することができる。

 このプロジェクトは、地域の企業がHADOを自社のブランディングに使用することで、その売り上げの一部が学校に届く仕組みを作り出している。新しい学びを学校教育の現場に普及させ、義務教育の考え方や価値観を根本から変えていくことを目指している。

 同社ではプロジェクトの推進に向けて、現在、応援サポーターを広く募集している。月額500円からの支援で子供たちが自由に学び、未来を創造する場を共に創り上げることができる。詳細はプロジェクト特設Webサイトまで。
《風巻塔子》

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