「季節感を取り入れてメイクをしているつもりなのに、夏のメイクが老けて見える…。」そう感じたことがありませんか?自分のメイクに違和感が出てきたら、見直してみましょう。
オトナサローネライターの遠藤幸子が、夏に陥りがちなオバ見えメイクを若見えメイクに変える方法を紹介します。
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▶夏のオバ見えメイクを若見えメイクに変えるには?
夏に陥りがちなオバ見えメイクを若見えメイクに変える方法
(1)化粧崩れを防ぐスキンケアやメイクをする
化粧崩れは必ず防ぐことができるわけではありませんが、スキンケアやメイクのやり方を工夫することで見苦しく崩れるのを防ぐことはできます。朝は洗顔をして、寝ている間に肌に付着した汚れや過剰に分泌された皮脂などを落とすことから始めましょう。
そして、できるだけシンプルなステップでケアすること。基本は化粧水、美容液、乳液、もしくは、クリーム、日焼け止めです。乳液かクリームにUVカット効果があれば、日焼け止めを省くこともできます。
スキンケアを終えたら化粧品が肌になじむ時間を考慮して、30分程度待ってからメイクしましょう。メイクする前には余分な油分をティッシュで軽くおさえておくこと。メイクアイテムは薄く塗り重ねるとヨレにくく、崩れにくくなります。
化粧下地は、崩れ防止効果が高いものを選びましょう。さらに、顔全体にフェイスパウダーを塗ると崩れ防止に役立ちます。メイクの仕上げにはフィックスミストを使い、メイクを密着させつつ、崩れを防ぐことが大切です。
(2)肌をくすませないベースメイクをする
実際に日焼けして小麦色の肌になった場合は別として、基本的には肌に明るさと透明感があったほうが40・50代は若々しい印象に見えます。紫外線の影響などで肌のくすみが気になる場合には、トーンアップ効果のある化粧下地を使い、くすみはカバーしておきましょう。
▶顔色を明るく見せるリップとは
(3)リップは顔色がパッと明るくなるものを選び、鮮やかな色はポイント使いする
夏になると少し開放的な気分になり、鮮やかな色を使いたくなるかもしれません。けれど、40・50代は広範囲に使うもの、例えばメインカラーのアイシャドウやチークは特に肌なじみのいいものを選びましょう。鮮やかな色を取り入れたい場合には、アイライナーのようにポイント使いすると若見えしながら季節感を出すことができます。
(4)首元の日焼けが気になるなら、首元にもトーンアップ下地を塗る
自然に顔と首とをつなぐには、ファンデーションの色を首の色に合わせて選ぶ方法があります。けれど、その方法では顔の色が首の色よりもかなり明るい場合、顔がくすんで見えてしまう可能性があります。また、わざわざ一時的に使うためにファンデーションを買うのも難しい側面があるでしょう。
そんなときには首元にもくすみをカバーし、明るい肌に整える効果が期待できるトーンアップ下地を塗るのがおすすめです。とはいえ、洋服についてしまわないか心配なところ。筆者は洋服の手前で自然にフェイドアウトするように、下の方法でトーンアップ下地を首元に塗っています。
▶外出先でメイクが崩れてオバ見え…。そんなときどうする?
オバ見え回避のための「持ち歩き」お直しグッズ
どんなに丁寧にスキンケアやメイクをしても、汗や皮脂の影響でメイクが崩れてしまうことがあります。そんなときはメイクアイテムの他に、ティッシュ、クレンジング付き綿棒と使い捨てのスポンジがあれば簡単にお直しできます。
<やり方>
汗や皮脂をティッシュでおさえる。
崩れやヨレが気になれば、クレンジング付き綿棒で一旦メイクを落とす。
手持ちのファンデーションを使い捨てスポンジに少量取って、トントンと軽く叩き込むようになじませる。
ポイントメイクアイテムは色が足りない部分などに補うようにして塗る。
いくつかのポイントをおさえてスキンケアやメイクをし、崩れが気になったときにリセットしてからメイク直しすることでオバ見えを回避することはできます。ぜひ今日から実践してみてください。