東京都、啓明学園幼稚園など5校廃止へ…私立学校審議会答申 | NewsCafe

東京都、啓明学園幼稚園など5校廃止へ…私立学校審議会答申

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2025年度第3回東京都私立学校審議会(第849回)答申
  • 2025年度第3回東京都私立学校審議会(第849回)答申
  • 答申件数
 2025年6月23日に開催された東京都私立学校審議会において、東京都知事あてに私立学校の設置などに関する答申が8件提出され、いずれも認可が適当と認められた。啓明学園幼稚園など各種学校5件が廃止となるほか、新たに羽田国際中学校が2026年に設置される。

 東京都私立学校審議会は、私立学校法第9条により設置されている知事の諮問機関。私立学校の設置、廃止、学校法人の設立認可などについて審議するとともに、私立学校に関する重要事項を知事に建議できる。

 今回、2025年度第3回東京都私立学校審議会(第849回)において答申が出されたのは、学校廃止5件、法人解散1件、学則変更1件、学校設置1件の計8件。

 法人解散は、武蔵高等予備校(豊島区)を設置する武蔵学園が、運営の継続困難を理由に学校廃止とあわせて提出。専修学校のヘレン・ケラー学院(新宿区)も、運営の継続困難を理由に学校廃止となる。また、中野小鳩幼稚園(中野区)、啓明学園幼稚園(昭島市)、ひばりヶ丘幼稚園(西東京市)も、同じく運営の継続困難を理由に学校廃止の認可を受けた。

 このほか、簡野学園は2026年4月1日開校予定として、羽田国際中学校(大田区)の学校設置と、羽田国際高等学校(大田区)の学則変更が認可された。羽田国際高等学校は収容定員が750人から540人へ変更となる。

 私立学校審議会の答申結果は、東京都のWebサイトで確認できる。
《木村 薫》

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