朝日新聞社と朝日放送テレビは、KDDIの協力のもと、運動通信社が運営する「SPORTS BULL」内で「バーチャル高校野球」にて第107回全国高校野球選手権大会の無料ライブ配信を実施する。 「バーチャル高校野球」では、KDDIの協力により地方球場の通信ネットワークを整備し、2023年から地方大会1回戦から全試合のライブ配信を実施している。2025年も3,000試合を超える地方大会の全試合を無料でライブ配信する予定。さらに、全国大会も全試合無料で配信される。 「SPORTS BULL」内で「バーチャル高校野球」の展開を始めた2018年の配信試合数は約700試合だったが、2023年には全49地方大会で3,434試合の全試合配信を実現した。2025年も6月14日の沖縄大会を皮切りに、地方大会全試合を無料でライブ配信する予定。また、一部の大会では組合せ抽選会の模様も配信される。 「バーチャル高校野球」では、リアルタイム観戦派やサクッと観たい派、ながら観戦派、ストーリー観たい派など、さまざまなニーズに応えるコンテンツが用意されている。ライブ配信のほか、試合終了後に試合動画をそのまま配信する見逃し動画、試合の見どころを短時間で振り返るハイライト動画や、打席速報、イニングスコア速報、トーナメント表、出場選手個人成績などが提供される。 スマホアプリ限定の4つの機能も搭載されており、注目試合機能やブックマーク機能、ピクチャーインピクチャー機能、関連動画表示機能が利用できる。また、応援メッセージ機能を通じて、選手たちにリアルタイムで応援メッセージを届けることができる。 2025年の全国高等学校女子硬式野球選手権大会も全試合無料でライブ配信される。さらに、「甲子園ブラスバンドフェスティバル2025」も無料でライブ配信される予定で、ベリーグッドマンがサポーターアーティストとして参加する。 「バーチャル高校野球」は2025年で10周年を迎える。2015年に朝日新聞社と朝日放送テレビが共同で開設し、当初は地方大会決勝と全国大会全試合の計74試合を配信していたが、2023年には地方大会・全国大会の全試合ライブ配信を達成した。今後も高校野球の普及発展を目指していく。 「SPORTS BULL」は、スマートフォンアプリやWebから無料で楽しめるインターネットスポーツメディアで、年間1万6,800試合以上の学生スポーツ、アマチュアスポーツのライブ配信を行っている。今後もさまざまなコンテンツの拡充を行い、日本のスポーツ界全体の盛り上げを目指していく。