IIBC大学生英語スピーチコンテスト、1位は立教大3年生 | NewsCafe

IIBC大学生英語スピーチコンテスト、1位は立教大3年生

子育て・教育 リセマム/教育・受験/大学生
「第3回IIBC大学生英語スピーチコンテスト」本選出場者
  • 「第3回IIBC大学生英語スピーチコンテスト」本選出場者
  • 1位 立教大学3年 廣岡莉紗さん
  • 2位 東京大学2年 後藤美海さん
  • 3位 獨協大学2年 小倉栞奈さん
 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が主催する「第3回IIBC大学生英語スピーチコンテスト」が2025年5月17日、東京都新宿区のコモレ四谷タワーコンファレンスで開かれた。応募者60名の中から予選を通過した8名が本選に進み、立教大学3年の廣岡莉紗さんが1位に輝いた。

 「第3回IIBC大学生英語スピーチコンテスト」は、グローバル人材育成を目的として2023年から開催されており、大学生に英語での発信の場を提供している。今回の本選では、各出場者が最大8分間の英語スピーチを行い、その後8分間の質疑応答が行われた。質疑応答の時間を前回よりも拡大し、コミュニケーション能力を重視した審査が行われた。

 1位を獲得した廣岡莉紗さんは、「Open the Box of Trauma」と題して、トラウマを受け入れて整理し、乗り越えるプロセスをテーマにスピーチを行った。彼女のスピーチは、辛い記憶を抱える人々に希望を与える内容であった。

 2位には東京大学2年の後藤美海さんが選ばれた。多様化が進む日本社会における文化的差異から生じる対立をテーマに、対話を通じてより良い関係を築くことの重要性を訴えた。3位には獨協大学2年の小倉栞奈さんが入賞。言語の壁で孤立する人々に寄り添うことの重要性を訴え、心と心でつながる力を伝えた。

 審査は、予選でのスピーチデータの審査に加え、本選でのスピーチと質疑応答によって行われた。審査員には、アメリカン・スクール・イン・ジャパンのDwain Confer氏や早稲田大学の笹山尚子氏などが名を連ねた。

 受賞者には、表彰状、トロフィー、PC、テンプル大学日本キャンパス主催のアカデミック・イングリッシュ・プログラムが贈呈された。また、本選出場者全員にTOEIC Listening&Reading公開テストとTOEIC Speaking&Writing公開テストの受験機会が提供された。

 同コンテストは、文部科学省や米国大使館、日米協会の後援を受けており、グローバルな視点での人材育成を目指している。IIBCのWebサイトでは、本選出場者のスピーチ動画も公開している。
《風巻塔子》

特集

page top