ランドセル選びは、小学校入学を控えた親子にとって大きなイベントのひとつである。近年はデザインやカラー、機能性も多様化しており、「昔とは全然違う!」と驚く保護者も少なくない。調査結果によると、41.7%の保護者が子供のランドセルを選ぶ際に「今はこんなのもあるんだ!」と驚いた経験があると回答している。 NEXERはララちゃんランドセルと共同で、全国の小学生以上の子供がいる男女300名を対象に、「令和のランドセル事情」についてのアンケートを行った。調査期間は2025年4月21日から4月29日まで。 調査の結果、41.7%の保護者が子供のランドセルを選ぶ際に「今はこんなのもあるんだ!」と驚いた経験があると回答している。驚いた理由としては、カラフルでキャラクターとコラボしていることや、カラーバリエーションの豊富さ、リュックサックタイプの登場、色や形、素材の多様さなどがあげられた。 ランドセルの進化に驚いた理由として、カラーバリエーションやキャラクターとのコラボ、素材や形の多様さなど、昔と比べて選択肢が大幅に広がっている点に驚いたという声が多く寄せられた。 さらに、自身が使用していたときのランドセルに比べて、どの進化がもっともすごいと感じているかを尋ねたところ、47.3%と半数近くの人が「色」と回答している。理由としては、いろんな色があることや、カラフルで多種多様であること、選ぶ楽しさがあることがあげられた。 また、デザインに関しては、キャラクターとコラボしていることや、おしゃれなデザインのものが増えていること、刺繍や型抜きなど柄が入っているものが増えたことが挙げられた。機能面では、タブレットやA4ファイルが入るようになったことが進化としてあげられ、重さに関しては、軽くなっていたことが驚きの理由としてあげられた。 自身が小学生だった当時、使用していたランドセルについての悩みについても尋ねたところ、14%の人が悩みが「あった」と回答している。悩みとしては、重たくて持ち運びが不便だったことや、A4ファイルが入らなかったこと、色やデザインの選択肢が限られていたことがあげられた。 小学生当時のランドセルの悩みとしてもっとも多かったのは「重さ」で、肩や腰への負担を感じたという声が目立った。また、A4サイズが入らない収納力の問題や、色やデザインの選択肢が限られていた点にも不満があったという。 時代に合わせたランドセル選びが、親子の新たな入学準備の形となっているようだ。