【K-POP界で色褪せぬ長髪ブーム】SEVENTEEN・Stray Kids・RIIZE…エモさ溢れる“平成男子”が刺さる理由とは | NewsCafe

【K-POP界で色褪せぬ長髪ブーム】SEVENTEEN・Stray Kids・RIIZE…エモさ溢れる“平成男子”が刺さる理由とは

芸能 モデルプレス/ent/korean/talent
(左上から時計回り)ジュン、ウォンビン、ボムギュ、THE 8、イハン(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/12/31】韓国男子たちの中で今もなお続いている“長髪ブーム”。ここでは、2023年のトレンドとともにロングヘアのイケメンたちを振り返る。

【写真】K-POP界の長髪美男子集結

◆SEVENTEENウジ・RIIZEウォンビン…世代問わず長髪ブームに

韓国では、2019年頃から“テリウスヘア”(※テリウス=長髪の美男子)が流行すると、年々そのトレンドが進化し、ハーフアップや前髪を目の位置よりも長くした“うざバング”などのヘアアレンジで遊ぶメンバーが急増した。

SEVENTEEN(セブンティーン)のJEONGHAN(ジョンハン)やStray Kids(ストレイキッズ)のHyunjin(ヒョンジン)、NCT 127(エヌシーティーイチニナナ)の中本悠太(ユウタ)をはじめ、長髪が定着していたナムジャドル(※男性アイドルグループのメンバー)はもちろん、最近は他のメンバーも襟足を少し伸ばしたさりげないロングヘアが浸透しつつある。

SEVENTEENのWOOZI(ウジ)はカールのかかった前髪、外ハネの襟足でパーマ風に、JUN(ジュン)はセンター分けの前髪にストレートヘア、THE 8(ディエイト)はウルフ感のある大胆なレイヤーカットと、それぞれのイメージ像に合わせた豊かなアレンジで個性を引き出している。

BOYNEXTDOOR(ボーイネクストドア)のLEEHAN(イハン)は襟足とともに伸ばした目にかかる長い前髪、TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー/TXT)のBEOMGYU(ボムギュ)は、丸みを帯びたスタイルで甘めフェイスが際立つ。

そして、BOYNEXTDOORとともに“K-POP第5世代”を牽引するRIIZE(ライズ)のWONBIN(ウォンビン)は、デビュー当初から長髪をキープ。整った顔立ちに合わせた長い髪がどこか気怠さやミステリアスな雰囲気を倍増させる。

◆K-POPアイドルの長髪が“刺さる”理由

こうした長髪の美男子は韓国のみならず、日本のファンにも強く刺さっている。その理由として彼らのビジュアルはさることながら、2000年頃のファッションをリバイバルさせた「Y2Kファッション」のトレンドが大きく関係していると考えられる。2022年頃から流行し、今もなお色褪せずブーム真っ只中なのは、めまぐるしくトレンドが変化する現代でも珍しく、日本の“ギャルブーム”にも大きくつながっている。

ミニ丈のトップスやスカート、ルーズソックスなど、Y2Kファッションは女性を中心としたトレンドとみられていたが、ギャル男の鉄板とも言えるようなロングヘアをはじめ、1990年代〜2000年代にかけて流行した裏原系(ストリート系)ファッションはK-POP界でも新世代を中心に急増しており、たしかな影響がありそうだ。

また、「平成レトロ」が2022年上半期のJC・JK流行語大賞に選出されるなど、Z世代(1997年~2012年生まれ)を中心にレトロブームが続いており、商店街や遊園地などのノスタルジー施設、居酒屋やスナックを中心とした店が立ち並ぶ横丁の増設、フィルムカメラ、デジタルカメラの流行などファッション以外にもトレンドが拡大中。

こうしたブームは音楽シーンにも広がり、特にTikTokではPUFFY「愛のしるし」、広瀬香美の「ロマンスの神様」など90年代の楽曲が人気を集め、カバーをする人が続出。さらにX(旧Twitter)では、自身の“初恋”として、ドラマ「ごくせん」の松本潤、「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」の水嶋ヒロ、「野ブタ。をプロデュース」の亀梨和也&山下智久のような平成ドラマを代表する“平成男子”の写真をアップしたポストがバズり、当時を思い出す人や新たにその魅力に気づく人まで様々だ。近年の塩顔男子ブームを経て、ワイルドでどこか近寄りがたいオーラは、また異なる魅力として際立つのだろう。

各々の個性を軸としながらトレンドに合ったスタイリングから流行を先取りした自在アレンジまで、時代の移り変わりとともに今後の彼らのヘアスタイルを楽しみにしたい。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

特集

page top