デスク「さて、7月クールドラマの初回視聴率について。ゴールデン・プライムタイムの新ドラマで1ケタ組のトップだったのは?」
記者「波瑠(25)主演『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)で9・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)でした」
デスク「ホラー小説シリーズの原作をベースにオリジナルを加えた展開だけど、猟奇犯罪が映像になるとショッキングシーンも多いね」
記者「第2話は9・2%で微減しただけ。一定層のファンをつかんだ感じですね」
デスク「元AKB48の篠田麻里子(30)が波瑠の同僚の巡査役で、レギュラー出演するのかと思ったらあっさり殺されちゃった。びっくりぽんやわ」
記者「まさか!? うそー!!って感じでしたね(笑)。9%台で並んだのは、ほかに僅差で2作品です」
デスク「黒島結菜(19)主演『時をかける少女』(日本テレビ系)が9・4%で、武井咲(22)主演『せいせいするほど、愛してる』(TBS系)が9・3%だった」
記者「『時かけ』は第2話でいきなり6・6%に落ちてしまいました」
デスク「大ヒット小説に始まって映画、アニメ、ドラマと、もうすでに何度も映像化されてるからねぇ。冒頭のモノローグ(独白)が始まったとたん、なぜだかイラッとした」
記者「ちょっとガチャガチャしてましたかね。自分としては青春ドラマとして楽しく見てます」
デスク「『せいせい-』の方は…。んぷっ。思い出しただけで笑っちゃう。これはツッコミどころ満載だよね」
記者「こちらも第2話は7・4%に落ちました。武井とタッキーこと滝沢秀明(34)の不倫愛がテーマなので、放送前から『不倫』というワードに抵抗感をおぼえる人が多かったようです」
デスク「タッキー…。相変わらず男前だけど、やっぱり34歳という年齢を感じる。小鼻がヒクヒクするセリフが多くて家族と一緒には見られないから1人でこっそり見よ」
記者「自分的には、いきなりのタッキーのエアギターに目がテンになりました」
デスク「うん。笑った笑った。ストレス解消法という設定なんだろうけど、久しぶりにでっかい声で笑った。しかしこれ、オイラでも知ってる有名宝石ブランド、ティファニーが全面協力してるらしいけど、いろいろ大丈夫なのかね」
記者「確かに不倫もそうですし、会議に参加していた上層部の面々も悪印象で、ブランドイメージが下がるのではないかという心配はありますね」
デスク「まぁ全話、見るけどね。こっそり(笑)。で、残るはガクンと下がって6%台だったのが2作品だ」
記者「中島裕翔(22)主演『HOPE-期待ゼロの新入社員『フジ系』が6・5%で、向井理(34)主演『神の舌を持つ男』(TBS系)が6・4%でした」
デスク「中島はプライベートで散々だけど役者としてはすごくいいと思う。フジの日曜午後9時枠はハズレくじ枠で気の毒だけど、頑張ってほしいわ。これも全部、見るよ」
記者「『神の舌』の方は第2話が6・2%で微減でしたが、堤幸彦監督(60)ならではの世界観で、こちらも一定層をつかんだという感じでしょうか」
デスク「堤監督作品は好き嫌いがハッキリ分かれるから、ハマる人はハマるし、離れる人は第1話と最終話ぐらいしか見ないんじゃないかな」
記者「『絶対音感』ならぬ『絶対舌感』を持つ主人公という設定ですが、向井の舌の見せ方が気持ち悪いという声が多いですね」
デスク「ウケねらいで女性が喜ぶとでも思ったのかね?舌もそうだけど、向井は見た目の役作りはしてるけど、キムタクみたいに何やっても向井だな」
記者「共演している木村文乃(28)も、ちょっとコメディエンヌをやるには無理があるような…」
デスク「ちょっと期待外れだった感はあるね。ま、最終回視聴率が出たら、また振り返ってみるべし」
《NewsCafeゲイノウ》
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