記者「6月に妻でお笑いトリオ・森三中の大島美幸(33)が長男を出産。晴れてパパになった売れっ子放送作家の鈴木おさむ(43)なんですが…」
デスク「確か育児のために休業するってな」
記者「それは結構な話なんですが、その一方で彼があれこれ"ご意見"を披露することについて、ネット上で批判が相次いでいます」
デスク「どういうこと?」
記者「今回、批判のきっかけとなったのは、2020年東京五輪のエンブレム問題を起こしたデザイナーの佐野研二郎氏(43)について、鈴木は自身のブログで、新たなエンブレム選定を国民投票で決めることを提案したんです」
デスク「それはまっとうな話じゃね?」
記者「するとすぐにネットでは『何を偉そうなこと言っているんだ』と鈴木への批判が殺到しました。以前、一部ネットニュースで鈴木が『おしどり夫婦を売り物にして大儲けしている』と報道されてから、2人に対する風当たりが強くなりましたね」
デスク「う~ん、なんでそんなに攻撃されてんだ?」
記者「本人は批判に対して『おしどり夫婦って狙うもんじゃないだろ』と受け流しましたが、誕生した子どもの名前を公表し、その後、大島の出産ビデオをテレビで公開したことで『出産商売』とバッシング。さらに『妊活本』の出版を発表して『金の亡者か?』とどんどん批判が高まったんです。本業は放送作家なのに、タレント並みにテレビに出るようになってから、悪口も増えましたね」
デスク「作家っていうのは本来裏方なのに、確かにテレビには出まくってた」
記者「彼には本業である放送作家に対しての危機感があるんです。鈴木の企画が大ヒットを連発したのは過去の話で、最近は『ニュースな晩餐会』(フジテレビ系)、『オモクリ監督』(同系)はどちらも打ち切りが決定しています」
デスク「確かに前ほどの勢いはないよね」
記者「さらに『お試しかっ!』(テレビ朝日系)も終了し、『Qさま!!』(同系)も視聴率1桁台が続いています」
デスク「なるほど、要するに本業がダメになったときのことを考えて、顔を売っているってか」
記者「そうです。顔を売れば講演会に呼ばれたり、バラエティやCMで夫婦いっしょに出演できたり、本や小説だって執筆するチャンスに恵まれる」
デスク「そりゃ、そうだ」
記者「ところが、妻の出産シーンを番組に売り込んだ時点で計算が狂いました。陣痛に苦しむ顔は夫にとって生涯最高の感動でも、他人から見れば子どもの運動会や学芸会のビデオを延々と見せられるように苦痛なわけです。その人間心理を見抜けなかった部分で、売れっ子放送作家としては終わったんじゃないですか」
デスク「原点の放送作家に戻って、ほとぼりが冷めるまでプライベートの切り売りは控えたほうがいい、と言っておくよ」
《NewsCafeゲイノウ》
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