江頭2:50、イメージギャップの「危険」 | NewsCafe

江頭2:50、イメージギャップの「危険」

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お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建(42)が、先日放送されたバラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)で、自身が仕事に遅れた際、先輩お笑い芸人の江頭2:50(49)に救われたエピソードを紹介、江頭の"いい人ぶり"が話題になっている。
各種ランキングで「抱かれたくない男」など嫌われタレントのトップである江頭。2011年3月の東日本大震災でいち早く被災地救援にかけつけたころから、いろいろと「いい人伝説」は聞こえていたが…。
「渡部がある学園祭に大遅刻した際、到着するまでの間、江頭が40分もパフォーマンスを続けて、穴が空かないようにしたそうです。遅れてきた渡部は江頭に土下座して謝罪したんですが、『最近オレ、運動不足だったからいいよ』とさりげなく言ったことで男を上げた…と業界内の一部では知られた話を公にしたのです」(お笑い番組の放送作家)
威張ったり、怒鳴ったりする芸人が多い中、そりゃ、後輩にとってはすばらしい先輩だ。
「渡部はこのエピソードについて、江頭がカッコよすぎ、キモいキャラで売る彼の"営業妨害"になると思い、なるべく言わないようにしてきたのです。番組司会の東野幸治(47)は『めちゃくちゃカッコええやん、エガちゃん』と感動していましたが、視聴者の江頭を見る目も変わるでしょう」
なるほど…。江頭伝説って震災関連含めて数多くあるみたいだけど…。
「実は残念ながら、そのほとんどがデマ。病気の少女を励ますために、毎日病院近くの公園まで通って芸を見せたとか、ファンがスタジオ見学のとき江頭にサインを頼んだら、売れっ子出演者のサインが入った寄せ書きを渡し、『俺のサインが入ると価値が落ちるから』と自分のサインだけなかったなど…いい話に聞こえて実は作り話というものが拡散したのです」
でも、アレは本当の美談でしょ?
「そう、東日本大震災時の援助物資支援でしょう。原発事故の放射能汚染を恐れ、誰もが福島への支援物資の輸送に尻込みする中、借金までして物資を買い、水や紙おむつ、ペーパータオルなどを2トン車いっぱいに詰め込み、いわき市へ向かったのです」
やっぱり…ね!
「あれが唯一、彼自身が認めた話です。向かった先はいわき市にある老人ホームで、荷物の積み卸しのときはサングラスに帽子で変装していましたが、看護師たちが江頭だと見抜いて騒ぎ出し、仕方なく正体をバラしたんです」
なるほど…。
「マスコミにインタビューされたときは『俺はちょっとの人間を喜ばせただけ。ちょっとの物資だよ。何日も何日もボランティアやってる人に比べたら、全然たいしたことじゃないんだよね』と謙虚に答えました」
まさに、いい人だ!
「江頭の人となりは、非常識な芸とは裏腹に誰よりも優しく常識的。パチンコ営業のときに失礼な若者を本気で叱り、つまみ出す映像も動画サイトに流れ、絶賛されたこともあります。ただ、渡部も考えるように、江頭にとっていいエピソードは芸人としてはマイナス。世間が抱くキモいイメージを壊さないようにしてほしい(笑)」(先の作家)
隠そうとしても優しさや誠実さはどうしても出てしまう…。そのイメージを破壊しようと、江頭がヤバイことをやらかさないことを祈りたい。
《NewsCafe》
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