イチゴといえば洋菓子屋では年中見かけるが、あの鮮やかな赤と緑の配色のせいだろう、クリスマス時期が最盛期…という印象がある。現実的にもイチゴが最も店先を賑わせるのは12月後半から2月にかけてなのだが、本来の"露地物"の旬は3~4月…ちょうど今頃だ。消費者の「早くイチゴを食べたい、使いたい!」という欲求に、農家が応え続けた結果が現在の状態、というわけである。
とはいえ、やはり"安くておいしいイチゴ"と言ったら今時分のものであることは間違いない。イチゴ好きはせっせと食べておきたいところだが、NewsCafeのアリナシコーナーではなぜか「イチゴを食べると胸がキュンとする…アリかナシか」という謎の調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…6.3%】
■胸がかどうかはともかく、キュンとする味だとは思います。
■すっぱいせいかと思ってるが。
■イチゴ大好き…ビタミンの宝庫! 美容にもいいし、食べたい!!
■イチゴ見るとホッペが赤い。昔の知人の女性を連想する。
■疲労回復によさそう。
■おいしければイチゴに限らず胸キュン!!
■ウン千円する「もも苺」や「あまおう」を、贈り物で届くとキュンキュンするワ!
【ナシ…93.7%】
■胸キュンなんてしませんよ。
■どういうこと?
■ウマッ。甘っ。とかスッパ。とか感想ですかね。
■そんなかわいらしい生き物じゃないです(笑)。
■イチゴ食べたくらいで、キュンとしないよ。
■食べ物でキュン…と何てせんわ(怒)。子猫見るとキュンとするけどさ!
■YMOかッ!!
■酔ってるのか?
■詳細をわかりかねますが、念のため胸部X線(レントゲン)検査の受診を…。
■おかしな質問を採用する編集部に問題あり。
確かにイチゴというフルーツはかわいらしく、甘酸っぱく、胸躍る香り…どことなく"初恋"をイメージさせる。事実、「初恋の香り」というブランド名のイチゴも存在する。この質問を寄せてくれたNewsCafeユーザーには、何かしらイチゴに甘い思い入れがあるのだろうが、アンケート結果は【ナシ派】9割超と、すげない数字になってしまった。
ただ「ほっぺたの内側の付け根が痛くなる」「酸っぱかったら、顔がキュンとなるかもしれない」というコメントには筆者も大いに賛同できる。あれは"酸っぱいものに反応して唾液腺が急に働き出すための痛み"なのだそうだ。まったく色気のない締めになってしまったが、これからの季節、おいしいイチゴを楽しみたいものである。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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