あまりの理不尽に…「上司にキレた経験アリ」7割超 | NewsCafe

あまりの理不尽に…「上司にキレた経験アリ」7割超

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"キレる"という言葉の由来には、ことわざ「堪忍袋の緒が切れる」から"切れる"をとった、激しく怒ったり興奮したときに浮き立つ青筋(静脈)が"切れる"さまを表したなど、諸説あるようだ。各種メディアで「若者がキレやすくなった」と囁かれだしたのは1990年代初頭だろうか。一種の「若者に対するレッテル」として社会問題化したが、その風潮は当時の若者が40代後半から50代になった現在も続いている。いつの時代も若者はキレやすいと言われがちなのである。
しかし、本当に「若者が"キレやすくなった"」のか、それとも「若者を叱る立場の人間が"キレさせやすくなった"」のか…そのあたりの検証は難しいのではないだろうか。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「上司にキレた経験、ありますか?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…73%】
■理不尽な事言われた時は怒りMAX! 呆れる(汗)。
■若かったよ私も。今なら…もっとぶちまけてた。
■冷静にキレた。
■心の中で言ったつもりが口から出て、空気が凍った。
■喧嘩になった事が数回あります。
■毎日です。気分屋の上司なので…。
■納得いかない事はその場で解決したいから。
■キレたと言うか、説教した(苦笑)。ゴメンね、店長。
■上司なら部下をもっと巧く操れ。それも上司としての技量。役目。
■よかった~アリの方が多くて…。

【ナシ…27%】
■キレそうになったが、大人の対応をしました。
■常識のない人にキレてもね…。
■直接キレたいと思った事は何度もある。
■相手にしないように無視してたから。
■上司と対立できるスキルがあれば今頃フリーで働いてなかったな。
■キレずに、周囲を巻き込んで面と向かって訴えたことはある。
■私はナシだが拍手。辻褄があっていたらの話ですが。
■諦めてる…労力の無駄なので淡々と日々を過ごし給料貰えればいい。
■絶対してはいけない事。するときは辞めるとき。
■現代の若者は誰彼構わず、すぐキレるからなあ!

結果は【アリ派】7割超と、予想以上に多かった。また【ナシ派】に寄せられた意見も「上司にキレるなんてありえない」という内容よりも「キレそうだったが堪えた」「キレてもわかってくれないから無駄」などの声が目立つ。
また興味深かったのが、【アリ派】に届いていた「22年前だけどキレた。セクハラ行為が酷かった。胸触る、手握る、キス迫る…etc.」というコメントだ。前述の"若者がキレやすくなった"と言われ始めた時期とちょうど重なっているが…。これで「やめてください!」なんて言おうものなら「最近の若者はキレやすい!」と返されるオチなのかもしれない。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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