「キャノン」、「ビッグカメラ」、「キューピー」は間違った社名 | NewsCafe

「キャノン」、「ビッグカメラ」、「キューピー」は間違った社名

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仕事上で、取引先の相手の名前や社名を間違えてしまう…新人の頃なら起こしてしまいそうなミスですが、あの有名企業を勘違いして覚えていた、なんてことも。きょうはそんな「間違って覚えてしまいがちな社名」をご紹介します。

◆キヤノン
デジタルカメラやプリンタでおなじみの精密機器メーカー・キヤノン株式会社。「キャノン」と覚えていませんか?正式な表記は「キヤノン」です。キヤノンの会社のホームページに社名の由来がありました。
1933年に前身の"精機光学研究所"が設立され、カメラの最初の試作機が「KWANON(カンノン)」と名づけられました。この名前は、観音様の御慈悲にあやかり世界で最高のカメラを創る夢を実現したい、との願いを込めたものだそう。やがて、世界で通用するブランド名が必要となり、そこで1935年に「キヤノン」(Canon)という言葉を商標登録、1947年に社名も変更しました。なぜ「ヤ」の字が大きいのかというと、全体の見た目のバランスで、小さい「ャ」だと、文字の上に空白が出来、穴が開いたように感じてしまうために避けたのだとか。「デザイン上の問題」ということのようです。

◆ビックカメラ
「ビッグ」カメラではありません、「ビック(bic)カメラ」が正しい社名です。会社の公式発表では『「ビック(bic)」とはバリ島のスラングで、「大きい(big)の意味と、ただ大きいだけでなく中身を伴った大きさ、という意味があります。「限りなく大きく、限りなく重く、限りなく広く、限りなく純粋に。ただの大きな石ではなく、小さくても光輝くダイヤモンドのような企業になりたい」という希望をこめて、「ビックカメラ」と命名したんだそう。
創業者の新井隆司氏が、バリ島を訪れた際に現地の子供たちが使っていた「ビック、ビック」という言葉に、「偉大な」という意味があると聞いて社名に使ったという話も。

◆キユーピー
ロゴマークの由来はキューピーちゃん人形ではありますが、商標は「キユーピー」。読み方は「キューピー」で表記しています。こちらも「キヤノン」と同じくデザイン上の問題としています。そのほか、「シヤチハタ」、「富士フイルム」、「オンキヨー」なども、大文字を使っている企業です。ご存知でしたか?

スーパーなどで見かけたら「"キューピー"じゃないよ、"キユーピー"だよ」と、お友だちや家族に教えてはいかがでしょう?
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