同窓会も考えもの!? 過半数が「同級生に会いたくない」 | NewsCafe

同窓会も考えもの!? 過半数が「同級生に会いたくない」

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今ではすっかり世の中に浸透した、結婚式二次会の"幹事代行サービス"。1990年頃から全国的に広がりをみせ、会社の歓送迎会や忘年会の幹事を請け負う企業も増えたようだ。
一昔前であれば職場の宴会幹事は新入りや2年目の役目だったものだが、一度でも幹事を引き受けたことがある人なら、仕事をしながら宴会の下準備をする大変さが分かるだろう。
そして2000年以降には"同窓会"の幹事を代行するサービスも登場している。同窓会を開きたいけれど忙しい、要領がわからない…そんなときプロに任せられれば安心だろう。しかし、そもそも"同窓会"とは旧交を温めることだけが目的の会合である。職場の集いや冠婚葬祭の席ほどの需要があるのだろうか。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「同級生に会うのは嫌だ、アリかナシか」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…58.1%】
■めんどくさい。ワザワザ会って思い出話をしてたくない。昔と違うカラ。
■最近、人見知りが酷い!!
■親友以外とは会いたくない。
■歳をとると人生の優劣が如実にでてくる、見たくも聞きたくもない。
■イジメ受けてたから絶対に会いたくない。噂も聞きたくない。
■今の自分が惨めに思えそうで(笑)。
■同窓会の知らせは私の所だけこないみたい。どっちにしろ行かない。
■人によって会いたくないかなぁ。
■結婚できない負け組なもので。
■そもそも「人」に会うのが嫌。同窓会はずっと不参加。

【ナシ…41.9%】
■会いたくない人もいるけど、基本久しぶりに会うと嬉しい!
■嫌な奴は、パスだが、当時、親しかった旧友・部員と、いつか再会したい。
■楽しいのに。意外と気が合うこともある。
■同じ部活の部員同士、家族ぐるみで今もときどき会ってる。
■今でも数人は良く会ってるので他の人たちにも会いたい!
■同じ年だからこその話ができる。
■カッコ良かった子とか見たい! でも幻滅するかなぁ…お互いに(笑)。
■転校ばかりだったのでナントひとりしか名前を覚えていないけど。
■会ってみたいが、ちとコワい。
■懐かしくて涙が出ちゃう。

結果「同級生に会いたくない」と感じている人が過半数に達していることがわかった。【アリ派】では「面倒くさい」「知らせがこない」「今の自分に自信がない」などのコメントのほか「いじめられていたから」という声も多かった。
「一生会いたくない」「どの面下げて声をかけられるのか」…。いじめた方はすっかり忘れていても、いじめられた方は生涯の傷として抱えている真っ最中だというケースは少なくない。「小中高といじめを受けたけど、今、年齢より若く綺麗な私を見せてやる」という前向きな意見もないわけではなかったが、数は少ない。前述のような幹事代行企業は【ナシ派】約4割の支えで成立しているようだ。社会問題化して久しい"いじめ"の影響は、こうした統計結果からも感じられる。
文部科学省の「問題行動調査」によると、全国の小中高校などが2013年度に把握した"いじめ"は18万5860件。このうち小学校では11万8805件と、2年連続で過去最多を更新しているという。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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