「ついうっかり」から「すっとぼけて返さない」まで…"借りパク"経験あれこれ | NewsCafe

「ついうっかり」から「すっとぼけて返さない」まで…"借りパク"経験あれこれ

ビックリ ニュース
"パクる"という言葉の語源については、「縛」が元である、ドイツ語で包む・掴むという意味の「packen(パッケン)」からきているなど諸説あるそうだが、いずれにしてもあまり品のいい言葉ではない。窃盗、芸術作品やアイデアの盗用、逮捕・捕縛されること…どれも「パクる、パクられる」と言い換えてしまえば軽々しい雰囲気になり、行為を助長しているのではないかという気さえしてくる。
では「借りた物を結果的に返却しない」ことを意味する"借りパク"のイメージはどうだろう。本家の"パクる"のように、はなから"奪ってやろう"という意図でないことは伝わるのだが、さて…。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「"借りパク"しちゃった経験ありますか?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…42.7%】
■したこともされたこともある。
■小学生の頃、マンガ本。
■わざとではない。連絡したら「あげる」と言われた。逆もあり。
■小学校の図鑑、友人に借りた本、家庭教師の参考書…ゴメンナサイ!!
■子供の頃、鉛筆とか消しゴムとかの文房具程度ならあった。
■家庭の事情で友達が急に引っ越して連絡がつかなかった。
■妹とお互いに借りパクしあっている(笑)。
■元旦那のいろんな物(笑)。今は再婚してます(笑)。
■元旦那にお金を返せよと言いたい…。
■ないつもりだけど気づいてないだけかも…。

【ナシ…57.3%】
■された事なら…。あと引っ越すから貰ってって押し付けも。
■姉が何年たってもCDを返してくれない。
■兄弟間ではあるけど友人間ではないようにしてます。
■期間を設けないと返ってこないことが多い。
■昔、買い揃えた漫画28冊。貸したらいつの間にか売られてた。最悪。
■された事はある。家賃代とか煙草代とか。
■会社の先輩が常習犯だった。不倫もしてたから盗り癖なのかね。
■借りパクって何?
■アリが多くて、びっくり。借りた物は返しましょう。
■ドロボー!!

結果は【ナシ派】多数派ではあるものの、大差はつかなかった。コメントから感じられるテンションもそれぞれバラバラ…「ついうっかり忘れているうちに連絡が取れなくなった」ようなパターンから「返すのが面倒くさくなった」「なくした」というヒドいケースまで様々だ。なかには「図書室の本を20冊近く返さないまま小学校を卒業した」というツワモノもいた。
ひとつ面白かったのは【アリ派】だけでなく"借りパクされた側"のテンションも案外バラバラだという点である。何十年前の出来事であっても"借りパクされた恨み"を忘れず語る人もいれば"貸したことを忘れる・誰に貸したかを忘れる"人も…。
筆者も後者タイプだが、同様に他人様に借りた事実を忘れている可能性も捨てきれず、笑えない。何にせよ、大切な物は貸し借りしないに限る、ということか。

[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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