私は東京・恵比寿にて「恋と仕事のキャリアカフェ」(http://ameblo.jp/iota-s/)という相談ルームを主宰していて、女性の恋愛・結婚・仕事の悩みに耳をかたむけていますが、「彼が結婚してくれない」「結婚したいのに、好きになるのは結婚に向かない人ばかり」といった嘆きを聞くことがよくあります。
なにがなんでも結婚したい人は、いったいどうすればいいのでしょうか。こうすれば、絶対に結婚できる、という究極解はないのでしょうか。
ずばりそれは「結婚したい人とつきあう」です。
「自分が結婚したいと思える相手とつきあう」ということではありません。そうではなく「『結婚したいなぁ』と考えている男性、結婚願望の強い男性とつきあう」ということです。
詭弁に聞こえるかもしれませんが、これは真実です!
先の見えない恋に悩んでいる女性たちはたいてい「結婚はまだいいかな」「なるべく結婚したくない」「結婚はもうこりごり」という意識の男性とつきあっているから、結婚できないのです。
どーーーしても結婚したかったら、結婚したい男性とつきあえば、結婚できます(当たり前ですが)。
結婚相談所やお見合いが、いまだに機能しているのはそこに理由があります。紹介されるのは前提として「近々、結婚をしたい」と思っている人たち。なにがなんでも「結婚」をしたいのであれば、彼らを視野に入れるのは妥当です。
もちろん、そういった男性と恋愛できるかという問題は残ります。さらに個人的には、結婚に結びつかない恋愛も、恋愛→結婚というロマンも、尊重するスタンスです。
ですがいっぽうで、強い意志で「結婚」をゲットするタイプの女性たちがいるのも事実で、彼女たちはつきあっている彼に決断を迫り「いまはちょっと時期が・・・」などと言われたらあっさり見限って、すぐにほかの人と結婚したりします。
「結婚」がしたいのか、それとも「恋愛」がしたいのか、それとも難しいのを覚悟で「恋愛結婚」がしたいのか。根本のところを自らに問いかけない限り、モヤモヤとした不満や不安は消えることがなさそうです。
[ライター五百田達成(いおた たつなり)/作家・カウンセラー。東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。「コミュニケーション心理」「恋愛・結婚・仕事」を主なテーマに執筆・講演を行う。 "日本一女心のわかる男"として、メディア出演多数。東京・恵比寿にて女性のための人生相談ルーム「恋と仕事のキャリアカフェ」を主宰。米国CCE, Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。著書に13万部を突破した「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」(クロスメディア・パブリッシング)などがある。(http://ameblo.jp/iota-s/)。また、恋愛・結婚・人間関係に役立つメールマガジンを創刊!購読はこちらから!!(http://www.mag2.com/m/0001609851.html)]
《NewsCafeコラム》
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