結婚生活は何かと大変…「独身の方が気楽でいい」? | NewsCafe

結婚生活は何かと大変…「独身の方が気楽でいい」?

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晩婚化に伴い、20歳代、30歳代の独身率は増加の一途をたどっています。厚生労働省の統計によると"結婚できない理由"は男女ともに「適当な相手にめぐり会えない」が1位に挙げられるそうです。しかし、その一方で"結婚しない理由"の1位は男女ともに「自由・気楽さを失いたくない」、2位に「結婚の必要性を感じない」という結果。"結婚できない"でなく"結婚しない"道を選択している人の多さを感じさせます。
ひと昔前に流行した"独身貴族"という言葉…もともとは「親元に暮らし生活費は親任せで、給料を趣味や余暇、ファッションなど自分のために使う若い独身者」を揶揄する意味で使われました。しかし今では「一人暮らしをする独身者」「離婚して独身に戻った人」など独身者全般を指して"貴族"と表現する意味合いが強いようですね。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「独身の方が気楽でいい?」という調査を実施しました。結果とともにさまざまな意見をご紹介します。

【アリ…71%】
■良いも悪いも、結婚しないと独身の良さは分からないけどね。
■自分中心で行動できる。でもこのままで良いのか不安。
■結婚に向いてない人もいるからね。
■確かに気楽だけど、誰かいないとさびしくなるな。
■嫁姑のイザコザに悩まなくていいし、自由な時間が沢山ある。
■今更、相手の生活リズムに合わせたり干渉されるのは面倒臭いしな。
■相手の両親や親戚付き合いとかもめんどくさっ。
■実際、気楽だもん!
■そりゃ~何の責任もないし、気楽なのは独身でしょう。
■結婚して酷い目にあったから再び他人とは一緒になれない。

【ナシ…29%】
■独身だけど本音は寂しいよ…孤独死するかも。
■独身の時と結婚してからの楽しみが違う。
■気楽だけど肩身が狭い。普通を装うのも疲れる。結婚したい。
■死ぬ時に、まぁまぁ幸せな人生だったな~と思えれば、それで良い。
■夫と子供がいると制限はあるが、何にも代え難い幸福感がある。
■そう思っていたけど、病気になってみて、心細くなった。
■妻と同じベッドに寝る幸せは何にもかえがたい。
■独り身の60才の友達は今になって後悔している。気楽=孤独だと。
■結婚経験がなければわからないだろう。
■大好きな妻と可愛い子供が居れば幸せです。

結果は【アリ派】が7割を超える多数派。なかでも多かった意見は「生活リズムが自由になる」「結婚は親戚づきあいが増えるのが苦痛」というもの。独身者だけでなく、離婚経験者、既婚者からの投票も多く寄せられました。
一方の【ナシ派】も「気楽さは少ないけど、代えられない安心感がある」などのコメントが多数。独身が気楽なのは当然のこととしたうえで、その気楽さにも替えがたい何かが結婚生活にある、という声でした。
印象的だったのは【アリ派】の「気楽な反面、孤独感や批判との戦いです。どちらも生き難いですね」というコメント。結婚、独身、どちらの道を選んでも"ないものねだり"の気持ちは芽生えます。既婚・独身問わず、幸せだと思える人の勝ち、ということでしょうか。

[文・野村裕子]
[写・ajari]
《NewsCafeアリナシ》
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