夏の疲れを癒やす――心に染み渡る“エモい名作”5選「カルテット」「花束みたいな恋をした」「セカコイ」など
芸能
モデルプレス/ent/wide/show

【写真】なにわ道枝、美人女優と密着
◆「オレンジデイズ」(2004年)
妻夫木聡と柴咲コウが共演したTBS系ドラマ「オレンジデイズ」。就職活動に悩む大学4年生・結城櫂(妻夫木)は、病気で聴覚を失い、心を閉ざしたバイオリニスト・萩尾沙絵(柴咲)と出会う。櫂、沙絵、小沢茜(白石美帆)、相田翔平(成宮寛貴)、矢嶋啓太(瑛太)は「オレンジの会」を結成。手話を通して距離を縮める櫂と沙絵の恋を軸に、卒業を控えた若者たちの友情や葛藤を描く青春群像劇である。
オレンジ色に染まる夕暮れのキャンパス、手話で交わされる不器用でまっすぐな言葉、仲間と何気なく過ごす時間。そこには、大人になる直前の限られた季節の眩しさが詰まっている。恋も進路も思い通りにならないからこそ、笑い合える仲間の存在が胸に染みる。平成の甘酸っぱい空気とともに、忘れていた青春の多幸感を呼び覚ましてくれる不朽の名作だ。
◆「カルテット」(2017年)
松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平が共演し、坂元裕二が脚本を手がけたTBS系ドラマ「カルテット」。偶然出会った巻真紀(松)、世吹すずめ(満島)、家森諭高(高橋)、別府司(松田)の4人は、弦楽四重奏を組み、軽井沢の別荘で共同生活を始める。夢を諦めきれない大人たちの恋や秘密、嘘が交錯し、穏やかな日常の裏側が少しずつ明らかになっていく。
唐揚げにレモンをかけるか、好きな人に好きだと伝えるべきか――。坂元脚本ならではの軽やかで鋭い会話が、言葉にできなかった孤独や生きづらさをすくい上げる。完璧ではない4人が食卓を囲み、演奏を重ねるうちに“家族未満、友人以上”の関係を築いていく過程も愛おしい。2025年には松が坂元脚本の映画「ファーストキス 1ST KISS」で主演し、再タッグも実現。「カルテット」で紡がれた繊細な会話劇に、改めて浸りたくなるはずだ。
◆「糸」(2020年)
菅田将暉と小松菜奈がW主演を務め、中島みゆきの名曲「糸」をモチーフに描いた映画。平成元年生まれの高橋漣(菅田)と園田葵(小松)は、13歳の初恋を引き裂かれ、それぞれ別の人生を歩み始める。北海道、沖縄、シンガポールと異なる場所で出会いと別れを重ねながら、2人は運命の糸に引かれるように何度もすれ違い、再会していく。
北海道の雄大な大地や時代の移り変わりを映し出すロケーションと、名曲「糸」が重なる瞬間のエモさは圧倒的。2人の恋だけでなく、人生の節目で手を差し伸べてくれる家族や友人との縁も丁寧に描かれる。思い通りにならない日々の先にも、いつか誰かとつながる瞬間が待っている――。そんな希望が、疲れた心をゆっくりと解きほぐし、明日へ踏み出す力をくれる。
◆「花束みたいな恋をした」(2021年)
菅田将暉と有村架純がW主演を務めた、坂元裕二脚本、土井裕泰監督による恋愛映画。明大前駅で終電を逃した山音麦(菅田)と八谷絹(有村)は、好きな音楽や映画、本が驚くほど重なったことから急速に惹かれ合う。大学卒業後は同棲を始め、ささやかな幸せを積み重ねていくが、社会に出る中で2人の時間と価値観は少しずつ変化していく。
同じスニーカーを履き、好きなカルチャーについて語り合う多幸感に満ちた日々と、生活のために“好き”だけでは進めなくなる現実。その両方を鮮明に映し出すからこそ、麦と絹が過ごした5年間は自分自身の記憶のように胸へ迫る。恋が終わっても、一緒に過ごした時間まで消えるわけではない。甘さとほろ苦さが混ざり合う余韻は、夏の終わりにこそ深く染み渡る。2025年には坂元と土井監督が映画「片思い世界」で再タッグを果たしており、2人が紡ぐ物語の原点としても見返したい。
◆「今夜、世界からこの恋が消えても」(2022年)
なにわ男子の道枝駿佑と福本莉子がW主演を務めた純愛映画。クラスメイトへのいじめを止めるため、神谷透(道枝)は日野真織(福本)に嘘の告白をする。真織は「お互い本気で好きにならないこと」などを条件に交際を承諾するが、彼女は眠るとその日の記憶を失う前向性健忘を抱えていた。透は翌朝には忘れられてしまうと知りながら、真織の“一度きりの今日”を楽しい記憶で満たそうとする。
夕日に染まる海辺や夏夜の花火など、青春の一瞬を閉じ込めた映像美は圧倒的。記憶には残らなくても、心に刻まれるものはあるのか。透が注ぐ見返りを求めない優しさと、限られた時間を懸命に生きる2人の姿が、切ない涙とともに心を洗い流してくれる。2025年には韓国リメイク版も製作され、物語は国境を越えて新たな青春の形へ。日本版が残した瑞々しい余韻を、もう一度確かめたくなる。
これらの作品が描くのは、誰かと出会い、ともに時間を過ごすことの尊さである。夏の疲れが残る夜こそ、Prime Videoで心に染み渡る物語に浸り、明日を少し優しく迎えられる時間を過ごしてほしい。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
特集
モデルプレス
-
Aえ! group末澤誠也、役作りで土下座を猛練習「土下座って何種類もあるんだ」共演・磯村勇斗から称賛の声も「心強かった」【mentor】
【モデルプレス=2026/09/30】Aぇ!groupの末澤誠也が9月30日、…
-
「ラブトラ」新シーズン、参加者10人のビジュアル解禁 結婚歴・子どもの有無…プロフィールも一部公開【ラブ トランジット 35+】
-
福士蒼汰「ひたすら減量」で挑む極限チェイス 恋人役・志田彩良&初共演・田中樹への期待語る【「ハイド&シーク」インタビュー】
-
=LOVE大谷映美里、美脚のぞくミニワンピ×上目遣いショットにファン歓喜「きゅるきゅるの目が可愛すぎる」「キュンキュンした」
-
ヒカル広報の元坂道メンバー、プリクラ公開「ビジュアル完璧」「変わらぬ透明感」と反響
-
日向坂46宮地すみれ、選抜・ひなた坂46の“光と影” 今だから明かせる客席で抱えた悔しさの理由「自分が何もできていないような気がして」【新曲「イチャイチャ虫」インタビュー前編】



