“室三兄弟”龍太・たつき・将也、約14年ぶりの共演で実感した互いの成長とは “素の距離感”垣間見えるエピソード続々「家族LINEができたのはここ1年」【「ムロ家のアカンタレ」インタビュー前編】
芸能
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【写真】STARTOアイドルらリアル三兄弟、14年ぶりの共演で仲良し密着ショット
◆室三兄弟出演舞台「ムロ家のアカンタレ」
本作は、長男・たつき、次男・龍太、三男・将也による兄弟ユニット「室三兄弟」が約14年ぶりに共演を果たす、パワフルなオカンと三兄弟が織りなす笑いと涙の家族コメディ。「いつか3人で舞台を…」というかねてからの目標を実現するため、将也が企画・原案者として始動。脚本・演出をミュージカル「テニスの王子様」「東京リベンジャーズ」などを手掛ける三浦香が務める。
劇中では、神経質な性格の長男・タツキ(たつき)、クールで無口な次男・リュータ(龍太)、信念がない三男・マサヤ(将也)という、三者三様の個性豊かな三兄弟をそれぞれ演じる。
物語は、オカンの一言「結婚することになった」から始まる、ムロ家の再婚騒動を描く。突然の再婚宣言に戸惑う三兄弟は、オカンを取られる不安や素直になれないプライドが爆発し、喧嘩と家族会議を繰り返すことに。スナックの常連客や幼なじみ、さらには新しい父親候補(?)も巻き込みながら、不器用な家族愛と絆をコミカルに届ける。
◆室三兄弟、舞台「ムロ家のアカンタレ」実現の経緯
― 三兄弟で舞台をすることになった経緯について教えてください。
将也:2〜3年ほど前に「3人で舞台をやれたら面白いんじゃないか」「皆さんに喜んでいただけるのではないか」と思い始めたことがきっかけです。僕が担当していたラジオ番組に次男がゲストで出演してくれたことがあり、長男は電話出演だったのですが、そこから具体的に動いて「ムロ家のアカンタレ」をやらせていただくことになりました。
たつき:三男が発起人となって動いてくれて、正直「大丈夫か?いけんのか?」という心配が強かったのですが、必死になって頑張ってくれて、次男も快く承諾してくれたので実現に至りました。
龍太:僕は正直、1回断りました…(笑)。
たつき:そうなん!?
龍太:なんといっても将也はアホなんですよ。
たつき:皆さんが思っている以上にアホです(笑)。
龍太:「プロデューサーをやる」と言うから、兄として「失敗しちゃうんじゃないかな」という不安がありましたが、何度もオファーされ、そこまで本気なんやったら…ということで引き受けました。責任を持って、お客様に満足していただける作品にしたいです。
たつき:情報解禁をさせていただいた際、楽しみにしてくださっている方がたくさんいらっしゃることを実感しました。その期待を裏切らないよう、三兄弟でしっかりと力を合わせて頑張りたいと思っています。
◆室三兄弟、約14年ぶりの共演で感じる互いの成長
― 約14年ぶりに3人揃って仕事をする中で、お互い「ここが成長した」と感じることはありますか?
たつき:昨年末に、脚本・演出を担当してくださる三浦香さんとの顔合わせも兼ねて、三兄弟揃って食事に行きました。3人で集まることはなかなかなく久々だったのですが、いざ会ってみても特に構えることもなく「よっ!」と自然な感じでした。お互いの具体的な成長については、本格的に稽古に入ってから実感することが多いと思います。それぞれ個々に活動しているのも知っていますし、お互いの舞台を観に行くこともあります。
次男は本当に成長し続けていると感じます。様々な舞台に出演して、脇を固めることもあれば、座長としてキャスト陣を引っ張っている姿も観てきました。昔はすごく内気で人見知りで、自分から発言するタイプではなかったのですが、彼と共演した役者さんと僕が現場でご一緒したときに「すごくムードメーカーなんですよ」とおっしゃっていて嬉しかったです。
三男は、先ほど次男も言っていたように不安要素も多いですが、「これをやる!」と突き進んでいる姿勢は頼もしいです。本作を責任を持って最後までやりきったときに「成長したな」と伝えたいです。
龍太:(真顔で)成長したと思うところは…身長です。
たつき:苦笑いされてるやん(笑)!それに、14年前から身長変わってないし!
龍太:(笑)。成長と言われてもそもそも普段会わないですからね。ほんまに仲良くないので。
たつき:おい、ほんまと思われるからやめろ!文字になると冗談通じへんかもしれんから(笑)。
龍太:いや、冗談じゃなくて本気で。
たつき・将也:やばいやばい(笑)。
龍太:よく「兄弟仲良いんですか?」と聞かれますけど、良くも悪くもなくて。兄弟がいる友達から一緒に旅行に行ったり呑みに行ったりなどの話を聞きますが、僕たちはあまりないです。それを基準にすると「うちってそんなに仲良くないんかな」と思ってしまいますが、家族のことは好きです。母がすごく自由人で、いい意味で放任主義で育ててくれて、すごく感謝しています。家族LINEができたのはここ1年の間で、僕が作りました。
たつき:放任主義に感謝してるん(笑)?
龍太:うん!してる!自分で行動する分、しっかり育ちますからね。最近は甘えてばかりの子も多いですし。
たつき:急に政治の話を語り出しました(笑)。しっかり自分の意見を持つようになったのも成長ですね。
龍太:冗談は置いといて(笑)、兄貴は昔から社交性が高くてコミュニケーション能力が高いので、学ばせてもらっていました。僕が明るく人と接せられるようになったのも兄貴のおかげです。三男に関しては兄弟を集めて「何かやってみたい」と言い出すなんて昔の彼からは想像もできなかったです。本当に成長したと思いますし、今回の舞台もすごく期待しています。
― お二人は龍太さんからのコメントを受けて嬉しさはありますか?
たつき:嬉しいです!普段お互いに面と向かって褒め合うことはないので、どこかでそう思ってくれていたんだと知ることができました。
龍太:ビジネストークやけどな(笑)。
たつき:…っていうところも含めて照れ隠しなんです(笑)。
将也:(少し照れた様子で)僕も嬉しいです。
たつき:何ニヤニヤしてんねん(笑)。こういう反応を見ると、末っ子らしさを感じます。
将也:待っているだけでは、三兄弟で舞台をやれる機会はなかなか巡ってこないと思います。もちろん大人の方にオファーをいただいて、用意された企画に乗ることが一番簡単ですし、安心だとは思いますが、それだといつまで経っても実現できない。自分から動かないと何も始まらない。5、6年後ではなく「今しかない」と思い自ら行動を起こしました。自ら動くことで広がっていく未来がたくさんあるはずですし、今このタイミングだからこそ、自分たちで舞台を作りたかったです。
龍太:…いや、インタビュアーさんは「(龍太に)褒められてどうでしたか?」って聞いてるんやで?「この舞台を作ろうと思いました」ってなんで1人で「アナザースカイ」(日本テレビ/毎週土曜23時〜)してんねん(笑)。
たつき:ほんまそういうところ抜けてる(笑)。
龍太:途中で「情熱大陸」(MBS・TBS系全国ネット/毎週日曜23時〜)のテーマ曲流れてたで。(ヴァイオリンを弾く仕草を交えて)「てっててー」って聞こえてきたわ(笑)。
◆室三兄弟ならではの距離感と撮影現場での照れくささ
― 既に三兄弟のそれぞれのキャラクターが際立っていますが、久々に3人揃って撮影や仕事をしてみて、恥ずかしさなどはありましたか?
たつき:昔一緒に活動していた時期は毎日一緒で、どこかピリピリして弟たちに苛立ってしまうこともありましたが、別々の道で仕事をするようになってからは応援するようになりました。久々に3人で肩を並べて撮影して、嬉しさもありつつ緊張もあります。
龍太:僕は緊張はありませんが、恥ずかしさはあります。ビジュアル撮影のときも、普通なら挨拶から入るところが「あ、おう」となってしまいました。「これでいいのかな?」と思いつつも、変につくろうとおかしくなるので普段通りの距離感を意識しています。
あと、兄貴が「龍太に会うと緊張する」と言うのはやめてほしいです。「兄弟に緊張してどないすんねん」という話なので(笑)。
たつき:先ほど三兄弟でご飯に行くことはあまりないという話がありましたが、2人とも忙しそうなので、「誘って断られたら嫌やな…」など色々考えてしまって誘えないです。
龍太:そりゃ断ることもあるよ。その日の気分も予定もあるんだから!あと、SNSで僕のファンであることをアピールするのも控えてほしいです(笑)。
たつき:たまには気持ちを吐き出しておかないと(笑)。
龍太:周りの人に話すだけでとどめてほしいですし、変にファンっぽくならず、これからも兄貴として堂々としていてほしいです。「りゅうたぁ~」みたいな感じは違和感があります。
たつき:それは全くしてないです(笑)!捉え方の違いというか、見え方の問題だと思います(笑)。
― では将也さんに対してもプロデューサーではなく、弟として接していらっしゃるのですか?
龍太:いいえ、ちゃんとプロデューサーとして接しています。
将也:絶対思ってないやん(笑)。
龍太:いいえ、室さん。
たつき:全員、室さんやねん(笑)。
(modelpress編集部)
★後編では、物語の軸となる「パワフルなオカン」にまつわるエピソードや、改めて感じる「舞台ならではの面白さや魅力」について語ってもらった
◆プロフィール
室龍太(むろ・りゅうた)
1989年5月25日生まれ、京都府出身。関西ジュニアとして活動後、俳優として舞台やドラマで活躍。舞台『ある閉ざされた雪の山荘で』(2024)、『Endless SHOCK』(2024)、『ムロムカイ』(2025)、『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』(2025・2026)、ミュージカル『ダブル・トラブル TAKE2〜Hollywood Ending』(2026)などで確かな演技力を見せる。近年はストレートプレイでも主演を務め、幅広い役柄に挑戦している。
室たつき(むろ・たつき)
1987年12月28日生まれ、京都府出身。舞台を中心に俳優として精力的に活動中。ストレートプレイからコメディまで幅広い作品に多数出演。時代劇が好き。温かみとユーモアのある芝居で作品世界に彩りを添えている。
室将也(むろ・まさや)
1994年2月19日生まれ、京都府出身。現在は俳優として舞台を中心に活動し、ストレートプレイからコメディ作品まで幅広い役柄に挑戦。ダンスと表現力で注目を集め、話題作への出演を重ねて着実にその実力を発揮している。近年の主な出演作品に舞台『サラリーマンナイトフィーバー』(2023)、 朗読劇『銀河鉄道のなかで』(2023)、『マテリアルパレード』(2023)、『あゝ同期 の桜』(2024)、『売春捜査官』(2024)、ミュージカル『complex』(2026)などがあり、フレッシュなエネルギーと素直な感情表現で観客を魅了している。
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