本作は、2022年に「才能が潰されない世の中」を目指して誕生した映画レーベル・NOTHING NEWによる初の長編アニメーション作品。第79回カンヌ国際映画祭監督週間でのワールドプレミア上映、さらにアヌシー国際アニメーション映画祭2026長編コンペティション部門(2026 Feature Films: Official)への選出を果たすなど、公開前から世界的な注目を集めている。
企画・脚本・監督を務めるのは、「YOASOBI」の「優しい彗星」などを手掛ける29歳の新たな才能・門脇康平。音楽には新世代を象徴する音楽家・Yaffleが参加している。内気で「普通」であることに悩む主人公・後藤翼を演じるのは坂東龍汰。TBS系「ライオンの隠れ家」での演技が大きな話題を呼び、映画『爆弾』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、いま最も勢いに乗る俳優の一人である。
翼は、何不自由のない家庭で育つも、好きなものや得意なものがないことにコンプレックスを抱える内気な青年。小学3年生の春、クラスの人気者だった暁太郎と出会い、親友となる。
坂東はアフレコを終えた後、制作スタジオを訪問。アニメーターが実際に絵を描く様子を見学したほか、門脇監督の編集室ではホワイトボードに自ら絵を描くなど、リラックスして制作現場での時間を過ごしたという。作品が生み出されていく現場を目の当たりにした坂東からは、「次は作画で参加したい」という言葉まで飛び出していた。
もう一人の主人公・星暁太郎を演じるのは岡山天音。主演を務めたNHK夜ドラ「ひらやすみ」をはじめ、日本テレビ系「冬のなんかさ、春のなんかね」や『キングダム』シリーズなど話題作への出演が続き、今年2月には第50回エランドール賞を受賞するなど、確かな存在感で映像業界から厚い信頼を集めている。岡山が演じる暁太郎は、貧しい家庭で育ちながらも頭がよく、かつてはクラスで一番の人気者だった少年。しかしある取り返しのつかない事件を境に、クラスの中で浮いた存在となり、噂や視線が彼を囲んでいく。
岡山は自身のアフレコに先駆け、役作りの参考に「せっかくなら拝見したい」と自ら希望し、多忙な合間を縫って子役キャストのアフレコを見学した。そこで見守ったのは、子ども時代の暁太郎を演じる中込佑玖の収録。収録の合間には2人が談笑する場面もあり、同じ「暁太郎」という一人の人物の異なる時間を演じる2人が言葉を交わす姿は、30年にわたる翼と暁太郎の物語を知るスタッフにとっても、思わず心が温かくなるひと幕となったという。
岡山自身も本作への参加にあたり、「大人になった暁太郎の声を担わせていただく中で、必死で暁太郎の輪郭を編もうとした」と語っており、アフレコ前から作品世界に触れようとした今回のエピソードからも、暁太郎という役への真摯な向き合い方がうかがえる。

さらにこの度、主演の2人が第79回カンヌ国際映画祭監督週間に参加した際の貴重なスチールも解禁された。ワールドプレミアへの登壇のため、限られた時間での滞在となった2人だが、スケジュールの合間にカンヌの街へ。街を一望できる高台で肩を並べる姿や、坂道で向かい合う姿など、映画祭の華やかな舞台上とはまた異なる、自然体の2人が切り取られている。
今回解禁された岡山のソロカットは坂東が撮影したもの。カメラ好きの坂東は、カンヌ滞在中も人や風景・生き物など、目に留まったものを撮影していたといい、岡山の自然体な姿もカメラに収めた。W主演2人の距離感が垣間見える貴重な一枚となっている。『我々は宇宙人』は9月25日(金)より全国にて公開。











