山崎貴監督は現地時間4月14日(火)午前9時(日本時間4月15日(水)午前1時)、アメリカ・ラスベガスのシーザーズ・パレスで開催された世界最大級の映画コンベンション「CinemaCon2026」のメインステージに登壇。これまで詳細が一切明かされなかった『ゴジラ-0.0』について、本邦初解禁となる最新情報を発表した。
会場に詰め掛けた映画業界関係者を前に山崎監督が登壇すると、割れんばかりの拍手が巻き起こった。
■山崎監督、映画館への強い想いを語る
監督はまず、前作『ゴジラ-1.0』が自身の想像を超えて歴史的成功を収めたことについて、映画業界関係者に向けて感謝を述べた。続けてパンデミックで起こった映画業界の転換期に触れ、映画館に観客を戻したいという意思も込めて『ゴジラ-1.0』の制作に臨んでいたことを明かした。ゴジラについては「ゴジラは、1954年に日本の映画館で産声を上げて、「劇場で観るための映画」として、70年間、力強く記憶に刻まれてきました。スクリーンで見上げる巨大なスケール、座席を震わせる咆哮。ゴジラは、映画館で体験してこそ、真のゴジラとなります」と強い口調でスピーチ。
さらに、「映画を、映画館で鑑賞する文化」をゴジラの力を借りて、最前線で作っていきたいという考えを熱く語り、映画館へ行くことの価値や体験をゴジラで証明し続けたい、と語った。
また本作が、世界中のファンに"圧倒的な没入感"という劇場体験を届けるため、『ゴジラ-0.0』を邦画作品として初めて【Filmed For IMAX】基準を満たして制作したことを発表。会場からは労いのこもる拍手と歓声が巻き起こった。
■2つの重大発表と世界初公開のファーストティザー映像
監督は物語の核心に触れる情報は明かさないとしつつ、大きな2つの発表を行った。
1つ目は【『ゴジラ-0.0』が『ゴジラ-1.0』の先の世界を描くこと】という物語設定。2つ目は【敷島家の大きな運命を描く作品であること】で、神木隆之介演じる敷島浩一と、浜辺美波演じる典子の敷島家が再登場することを発表した。
山崎監督は「前作で、ゴジラ襲来によって「マイナス」にまで突き落とされた戦後の日本。人々は這い上がり、未来へ向けて歩み出そうとしました。本作では、その日本を、そして敷島家を、さらなる深い絶望が襲います。抗いようのない圧倒的な力を前にした時、人間はどう立ち向かうのか。愛する者を守るため、敷島家はどんな覚悟を決めるのか。「マイナス」から「ゼロ」へと至る道程は、決して平坦なものではありません。私たちは今、この新たな絶望と希望の物語を、世界中の映画館へとお届けするために、持てる技術と情熱のすべてを注ぎ込んでいます」と、物語に懸ける想いを力説。
スピーチの締めくくりには「最新作『ゴジラ-0.0』で、多くのゴジラファンを再び映画館へお迎えできることを、楽しみにしています。どうか皆さん、一緒に、世界中の映画館を熱狂で震わせましょう。映画館の底力を、世界に見せつけましょう!」と呼びかけ、全世界史上初解禁となるファーストティザー映像を紹介した。映像終盤に自由の女神とゴジラが登場すると、大歓声とどよめきが会場のいたるところからあがった。メインステージでのスピーチを終えた山崎監督は「盛り上がりましたね!ステージに出て行ったときに皆さんが盛り上がって、温かく迎えてくれて嬉しかったですし、ファーストティザー映像を見ていただいた時のリアクションがとてもアツく、世界でも期待されているということを実感できたので、来てよかったと思いました!」と興奮冷めやらぬ様子で語った。
北米公開は11月6日(金)に決定している。
■最新ビジュアルも解禁
CinemaCon2026の登壇を終えた山崎監督からのサプライズとして、本作で人々を「新たな絶望=マイナス」に叩き落す最恐ゴジラの姿を切り取った衝撃の場面カットも解禁された。
「Filmed For IMAX」制作だからこそ表現できるフル画角の、圧倒的な恐怖と大迫力がつまった1カットとなっている。山崎貴監督・スピーチ内容
みなさん、こんにちは。日本から来ました、映画監督の山崎貴です。
まずは、皆さんに深い感謝をお伝えしなければいけません。
2023年に公開された『ゴジラ-1.0』は、わたしたちの想像をはるかに超える歴史的な成功を収め、日本のスタジオ制作作品として初めて、アカデミー賞最優秀視覚効果賞という素晴らしい栄誉を手にすることができました。
しかし、あのオスカー像は、私たち制作チームの力だけで取れたものではありません。
あの絶望と感動を、最高の音響と、巨大なスクリーンで、世界中のお客様に届けてくれた、映画館関係者の皆さんがいたからです。
皆さんがいなければ、あの奇跡は絶対に起きませんでした。
Truly thank you so much! (本当に、ありがとうございました!)
パンデミック以降、映画業界は大きな転換期を迎え、「ゴジラ-1.0」も当時、製作中止の危機に立たされました。
そして映像を自宅で、スマホで見るのは当たり前になりました。
しかし、私は確信しています。
「映画は、映画館で観るものだ」と。
映画館に人を戻すという強い意思のもと、「ゴジラ-1.0」は再始動しました。
ゴジラは、1954年に日本の映画館で産声を上げて、「劇場で観るための映画」として、70年間、力強く記憶に刻まれてきました。
スクリーンで見上げる巨大なスケール、座席を震わせる咆哮。
ゴジラは、映画館で体験してこそ、真のゴジラとなります。
だからこそ、私は、「映画を、映画館で鑑賞する文化」を、ゴジラの力を借りて、最前線で作っていきたいと思っています。
映画館へ行くことの価値、体験、思い出を、ゴジラがその筆頭を歩いて証明しつづけたいのです。
そして最新作「ゴジラ-0.0」は、劇場に最高の没入感をお届けするため、日本映画として初めての、「Filmed For IMAX」作品でお届けします。
ゴジラの大きさ、恐怖、そこで生き抜こうとする人々を、かつてない解像度とスケールで描き出しています。
皆さんの劇場のスクリーンを、限界まで震わせることをお約束します。
『ゴジラ-0.0』について、現時点で皆さんにお届けできる情報はまだ多くありません。
しかし、今日この場を借りて、お伝えしたいことが2つあります。
1つ目は、本作が『ゴジラ-1.0』の先の世界を描くということ。
2つ目は、本作が「敷島家の大きな運命を描く作品」になるということです。
前作で、ゴジラ襲来によって「マイナス」にまで突き落とされた戦後の日本。
人々は這い上がり、未来へ向けて歩み出そうとしました。
本作では、その日本を、そして敷島家を、さらなる深い絶望が襲います。
抗いようのない圧倒的な力を前にした時、人間はどう立ち向かうのか。
愛する者を守るため、敷島家はどんな覚悟を決めるのか。
「マイナス」から「ゼロ」へと至る道程は、決して平坦なものではありません。
私たちは今、この新たな絶望と希望の物語を、世界中の映画館へとお届けするために、持てる技術と情熱のすべてを注ぎ込んでいます。
最新作『ゴジラ-0.0』で、多くのゴジラファンを再び映画館へお迎えできることを、楽しみにしています。
どうか皆さん、一緒に、世界中の映画館を熱狂で震わせましょう。
映画館の底力を、世界に見せつけましょう!
最後に私から、皆様へのささやかなプレゼントとして、最新作のファーストティザー映像を贈ります。ほんの短い映像ですが、これを見ていただければ、この作品を劇場で見なければならないということを確信してもらえると思います。
本日はありがとうございました!映画館で、またお会いしましょう!
『ゴジラ-0.0』は11月3日(火・祝)より全国にて公開。











