「滝のような汗が止まらない…」更年期初期に起きやすい不調を救う、意外な食べ物とは?【漢方スタイリスト・吉田揚子氏が解説】 | NewsCafe

「滝のような汗が止まらない…」更年期初期に起きやすい不調を救う、意外な食べ物とは?【漢方スタイリスト・吉田揚子氏が解説】

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「滝のような汗が止まらない…」更年期初期に起きやすい不調を救う、意外な食べ物とは?【漢方スタイリスト・吉田揚子氏が解説】

ほてりやのぼせ、動悸、急な発汗。更年期の初期に起こるこうした不調は、漢方の考え方でいうと“「気」の働きが不安定になること”が原因だと、漢方スタイリスト・吉田揚子氏は言います。

「気」とは、生きていくために不可欠なエネルギー。両親から受け継いだものに加え、飲食物や環境によって補充されているのだそう。生命力の源として体のなかに存在し、絶えず動いて全身をめぐっている「気」。その流れにのって、血や水もめぐっているので、「気」になんらかのトラブルがあると、血や水にもその影響が及ぶのだといいます。

では、そんな目に見えない「気」を整えるにはどうすればいいのでしょうか?吉田氏が「身近な食べ物や飲み物を上手に利用して心地よく暮らすための知恵」をわかりやすくまとめた著書から、今回は「更年期初期を乗り切る」方法をご紹介します。

※本記事は書籍『40代からの ゆるりとはじめる漢方生活』(吉田揚子:著/大和書房 )から一部抜粋・編集したものです

ほてりやのぼせ、滝のような汗。初期は「気」の不調を整える。

一般に閉経の前後5年を「更年期」と呼びます。日本人の閉経の平均年齢は一般的には50歳といわれていますが、新しい研究での平均値は52.1歳とされています。つまり、47~57歳の世代は更年期に当たる人が多くなります。ホットフラッシュ、めまい、指関節の痛みなどに代表される「更年期障害」に悩まされる人もいます。漢方では、老化によって「肝」と「腎」の機能が低下することで、身体や精神にさまざまな症状が現れると考えています。

「肝」と「腎」を補うことを基本的な養生としつつ、その時々の特徴的な症状を読み解きながら、対策を講じていきます。

更年期初期に起きやすいのは、「気」に関係する不調です。たとえば、憂鬱な気持ちやイライラ、顔が赤くなる、ほてりやのぼせ、動悸、急な発汗(ホットフラッシュ)などの症状は、自律神経やホルモンバランスの崩れによって、「気」の働きが不安定になることで引き起こされます。「気虚」や「気鬱」(※)など、「気」に関わる体質タイプの人に生じやすい症状です。

※気虚(ききょ)体質:エネルギー不足で免疫力低下、疲れが出やすいタイプ。
※気鬱(きうつ)体質:めぐりが悪くストレスフル、老廃物をため込んでしまう。

更年期初期を乗り切るためには、「気のバランスを整えること」が重要です。「気」が乱れてストレスがかかると消化機能もダウンしやすいので、併せて胃腸の機能を整えるとよいでしょう。おすすめは、蕎麦、大根、チンゲン菜、カイワレ、ラッキョウ、カブ、オレンジ、柚子など。ミントはイライラを落ち着かせる性質をもち、急な発汗や多汗、のぼせによいので、お茶や料理に少し添えて。

〈おすすめレシピ〉大根おろし蕎麦

蕎麦は余分な熱を冷まし、体の上部に停滞した「気」をすーっと下に下ろすといわれています。大根も熱を冷ます性質や、消化を促して胃腸の機能を整える性質があるので、更年期初期の「気」の乱れによるトラブルには、大根おろし蕎麦がおすすめです。

著者略歴:吉田揚子
神奈川県立湘南高等学校、早稲田大学第一文学部卒。書籍や雑誌の執筆や監修、レシピ提供、商品開発、セミナー講師、各種メディアへの出演&出稿など幅広く活動。「すこやかに、うつくしく、ゆたかに暮らす」をキーワードに、北鎌倉の一軒家アトリエ「きたかまくら日々響 hi bi ki」を拠点として「ライフスタイルとしての漢方」の魅力を伝えている。著書には、『40代からのゆるりとはじめる漢方生活』(だいわ文庫)、『季節と暮らす12カ月漢方養生ダイアリー』(日本文芸社)『漢方と暮らす。わたしが目覚めるエッセンス』(幻冬舎)、などがある。

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