なかには、おじいちゃんの認知症をきっかけに、今まで聞いたこともなかった「青春時代の物語」に出会ったという方もいるようで……。
今回MOREDOORでは、祖父母と孫の微笑ましいエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
Aさんの場合
私の祖父は認知症を患っており、時々、私が孫であることを忘れてしまうことがあります。
大好きなおじいちゃんに忘れられてしまうのは、やはり寂しさが全くないと言えば嘘になります。
しかし、そんな状況だからこそ訪れた「不思議な時間」がありました。
心の距離が縮まった時間
ある日、祖父母の家で一緒にご飯を食べていたときのことです。
食卓には、祖父の大好物であるホクホクの焼き芋が並んでいました。
すると、祖父が満面の笑みで自分のことを語り出したのです。
学生時代に夢中になっていたスポーツの話、実は密かに大好きだった食べ物のこと……。
隣で聞いていた母や祖母も、「そんな話、今まで一度も聞いたことがないわ!」と目を丸くして驚くばかり。
私が「孫」という枠を外れた存在になったからこそ、祖父は誰にも話してこなかった大切な思い出の扉を開けてくれたのかもしれません。
祖父との時間を大切に……
大人になるにつれ、自分の時間を優先しがちになっていました。
この出来事をきっかけに「自分からもっと祖父の話を聞いてみたい」と思うようになりました。
定期的に会いに行くことで、少しでもおじいちゃんの笑顔が増えたら嬉しいです。
(27歳/事務員)
知らなかった祖父の一面
たとえ記憶が少しずつ薄れていっても、共に笑い、語り合った「今」という時間は心に刻まれていきます。
「おじいちゃんの知らない過去」は、きっと家族に贈られた、最後の大切な宝物なのかもしれませんね。
皆さんは家族のほっこりエピソードはありますか?
※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。
(MOREDOOR編集部)
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