完全オリジナル作品となる本作は、日本社会が抱える死因不明という闇に真正面から切り込み、遺された痕跡を手がかりに、隠された真実とその人が生きた証を解き明かしていく物語。
タイトルは、法医学者が遺体にささげる敬意が込められた言葉。“亡くなった人”ではなく、かつて“誰かに愛されていた存在”として呼ぶための名だ。新たに結成された法医学専門チーム「MEJ」(メディカルイグザミナージャパン)が、数々の難事件に挑んでいく姿を丁寧に描いていく。
ディーン・フジオカが演じるのは、アメリカ帰りの変わり者の天才法医学者・水沢真澄。不器用で少し風変わりな性格ゆえ、「MEJ」のメンバーを振り回すことも。しかし、LOVED ONE(遺体)と向き合った瞬間、その空気は一変。圧倒的な観察力と独自の視点で真実を導き出し、“死”の先にある“生きていた時間”を静かにすくい上げていく。
また、真澄とバディを組む「MEJ」のセンター長・桐生麻帆を演じるのは、瀧内公美。医師免許もなく、法医学という未知の分野に戸惑い、弱音を吐きながらも、“死因不明”の裏に潜む現実と向き合う中で、次第に覚悟を深めていく麻帆。机上の制度では救えない現実を知り、官僚としての使命と居場所を見いだしていく。立場も価値観も正反対の真澄と衝突を繰り返しながら、2人はやがて唯一無二のバディへと変わっていく。
「シャーロック アントールドストーリーズ」以来、約6年半ぶりのフジテレビ系連続ドラマ主演となるディーン・フジオカと、「大豆田とわ子と三人の元夫」以来、約5年ぶりのフジテレビ系連続ドラマ出演となる瀧内は、今作が初共演。「これまで作品を拝見していて、とても繊細な表現をされる方という印象を持っていました。実際にお会いすると、そのイメージをいい意味で裏切る、スカッとした芯の強さと明るさをお持ちの方だと感じました。名字に“龍”が入っていらっしゃるだけあって(笑)、現場でどんなエネルギーを発揮されるのかとても楽しみです」(ディーン・フジオカ)、「お会いすると、とても柔らかく優しい笑顔が印象的な方でした。包み込んでくださるような温かさがある一方で、少し天然なかわいらしさもお持ちで(笑)。そのギャップも魅力的だと感じました。これから撮影が始まりますが、ディーンさんご本人と、水沢真澄という理知的なキャラクターがどのように重なり、どんなふうに立ち上がっていくのか、とても楽しみにしています」(瀧内)とそれぞれお互いについてコメント。
また視聴者へディーン・フジオカは「本作は、生と死を真正面から描く物語です。しかし同時に、一人一人の人生が、誰かに愛され、誰かを愛していたという事実に光を当てる作品でもあります。ミステリーとしての謎解きの面白さと、人間ドラマとしての温かさ。その両方を感じていただけたらうれしいです」と呼びかけ、瀧内も「仲間とともに事件を解決し、ご遺体の死因究明に向き合う中で、少しずつ成長していく物語でもあります。制度や理屈だけでは、“遺族者の心”は救えない現実と向き合いながら、人として何ができるのかを問い続ける作品です。チームMEJを最後まで見守っていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。
なお脚本は、「ブラックペアン シーズン2」の守口悠介と、「Dr.アシュラ」の市東さやか。演出は、「信長協奏曲」の松山博昭と、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の並木道子。プロデュースは、『地獄の花園』の加藤達也が務める。
「LOVED ONE」は4月8日より毎週水曜日22時~フジテレビにて放送。







