Netflix「匿名の恋人たち」レインボーパレットを食べてみた 物語を支える7粒の魅力解説【独占レポート】 | NewsCafe

Netflix「匿名の恋人たち」レインボーパレットを食べてみた 物語を支える7粒の魅力解説【独占レポート】

社会 ニュース
「匿名の恋人たち」レインボーパレット(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/11/09】俳優の小栗旬が主演、女優のハン・ヒョジュがヒロインを務めるNetflixシリーズ「匿名の恋人たち」。不器用な大人の純愛を描いたロマンティックコメディに世界中の視聴者が心を揺さぶられる中、物語の中で重要な役割を果たすのが、チョコレート「レインボーパレット」だ。モデルプレスでは「レインボーパレット」を実際に味わい、その魅力をレポートする。<※一部ストーリーに触れている部分あり/WEB独占レポ>

【写真】「匿名の恋人たち」“細かすぎる”大量チョコ作りの様子

◆小栗旬×ハン・ヒョジュ「匿名の恋人たち」

実力派の豪華キャストと世界で活躍する日韓のスタッフが集結した本作。“人に触れられない”潔癖な製菓メーカー御曹司・壮亮(小栗)と、“人の目を見られない”視線恐怖症を抱える天才ショコラティエ・ハナ(ヒョジュ)という、恋愛には絶望的に向かない男女の恋模様を、不器用だけど愛おしい大人の恋をコミカルに描く。

そんな本作の物語の中心となるチョコレートが、人気チョコレートショップ「ル・ソベール」の看板商品「レインボーパレット」という、虹のように色とりどりに並んだ7粒のボンボンショコラ。各話につき1粒のチョコレートを軸にストーリーが展開される。「とく恋」ファンなら誰もが一度は食べてみたいと願うチョコレートの魅力を紹介していく。

◆トリュフユズ【2話】

「ル・ソベール」の取引先である、くま社長(米本学仁)のゆずジャムを使用して作られたチョコレートとして作品に登場した「トリュフユズ」。

高知産の柚子を使用したこのチョコは、外側のシャリっとした食感が特徴。口に広がる爽やかな柚子の香りが、ホワイトチョコの甘さと見事に調和。しかし甘すぎることなく、最後にほのかに感じる柚子の苦味が味わいに深みを与える、優れたバランス感覚が光る一粒だ。

◆ワサビアンソワ【3話】

わさびを使ったチョコレート「ワサビアンソワ」のレシピについて、ショコラティエたちと意見をぶつけ合う壮亮。“匿名のショコラティエ”(ハナ)に相談を持ちかけ、中に隠されていたわさびを表面に出すというアイデアをもとにリニューアルされた。

わさびとチョコレートという斬新な組み合わせに驚き、ドラマ視聴時から好奇心をくすぐられた1粒。ホワイトチョコとビターなチョコの二層構造となっており、甘いチョコレートが包んでくれることで、わさびの辛さを感じさせることなく、心地良い味わいに。ちょっとした冒険心を満たしてくれる。

◆ボンボンサクラ【4話】

一筋縄ではいかない社長がいると噂の「ガブリエルブロッサム」を訪れた壮亮とハナ。そこで2人は「ボンボンサクラ」に使用されているリキュールと、跡継ぎの心の内に触れる。

桜の飾りが施された華やかなビジュアルに、パレットを開けた瞬間目を奪われた。優しい甘さに、塩気がほんのり効いて、春を感じさせるような優しい味わい。

◆スペシャルオランジェット【5話】

ある客の“思い出の味”となる「スペシャルオランジェット」。「もう一度あの頃の味を」というお願いにより、壮亮たちは30年前のレシピを再現しようと、かつて「ル・ソベール」で働いていたショコラティエに連絡を取り、当時の味を追求していった。

2層ショコラにオレンジコンフィが添えられており、柑橘感とホワイトチョコの甘さ、そして後に続く苦味が印象的。味わいがゆっくりと変化していき、楽しさと深みが重なり合う逸品。

◆トゥーウェイコンフィズリー【6話】

長野を代表するワイナリー「シャトー長野」のワインを使用した「トゥーウェイコンフィズリー」。目と舌の両方で楽しめるという意味で“トゥーウェイ”と名付けられている。

ラベンダーの香りがふんわりと漂い、口に含んだ瞬間に広がる華やかな風味。生チョコの繊細なとろけ具合とラベンダーの香りが絡み、心地良い甘さが後を引く。見た目の美しさと、舌の上で広がる風味の深さに感動を覚える。

◆モンドゥ抹茶

唯一本編に登場していないチョコレートが「モンドゥ抹茶」。

三角形のフォルムが特徴的。抹茶の濃厚さが口に広がり、キャラメルの甘みが後からフワッと広がる。一粒で甘みと苦味、2つの味が見事に調和し、味覚を楽しませてくれる。

◆ピュアケンジ【7話】

ハナが作る、店の代名詞的ともいえるチョコレート「ピュアケンジ」。

一見何の変哲もない、シンプルビターチョコだが、そのシンプルさが奥深い風味を引き出している。カカオ70%のチョコレートが力強い味わいを感じながらも、口の中に残らず軽やかに消えていくまさに“絶品”というべき一粒だ。

見た目の華やかさだけでなく、一粒ごとに異なる味わいを楽しめるようにと作られた「レインボーパレット」。その背後には、このパレットを手掛けたショコラティエ・川路さとみさんの尽力がある。川路さんは、本作のために「レインボーパレット」を含む50種類以上のチョコレートを監修・制作し、撮影期間中に約1万個を提供するほか。現場での立ち合いや所作指導にも関わるなど、作品を語るうえで欠かせない“チョコレートのリアリティ”を徹底的に支えた。

ただのチョコレートではなく、物語の一部として観る人の感情を揺さぶった「レインボーパレット」。いちドラマファンとして、一粒一粒の魅力を味わいながら、物語の世界にどっぷりと浸った。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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