KEY TO LIT、知名度“大百科超え”を宣言「ゆくゆくは嵐さんみたいに」Snow Man国立ライブからの刺激も【囲みほぼ全文/WAKE UP THE FOOL】
芸能モデルプレス/ent/music
【モデルプレス=2025/10/06】KEY TO LIT(キテレツ)が、千葉・LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)にてグループ初となるアリーナツアー「KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL」を開催。10月5日昼公演を前に囲み取材が行われ、ライブの見どころのほか、今後の目標について語った。【※セットリスト・演出に触れている部分あり】。
今回、9月後半から11月頭にかけて5都市でツアーを開催するKEY TO LIT。3都市目の千葉公演を同日で終えることについて岩崎大昇(※「崎」は正式には「たつさき」)は「あっという間だったよね」としつつ「初日はめちゃくちゃドキドキして、リハーサルをずっと重ねていたんですけど、やっぱり本番に入ってみないと全然わからないことだらけで。でも、大阪、新潟、千葉と重ねていくと、どんどんお互いのいろいろな部分が見えてきたり、もっとこうできるなというのができたりして楽しいです」とメンバー間の関係も深まった様子を明かした。
ライブ内でのKEY TO LITらしさとは何か問われた猪狩蒼弥は「ステージに『奇天烈』って書いてあるじゃないですか(笑)」と「奇天烈」(キテレツ)の文字が掲げられたステージ装飾についてコメント。さらに「衣装さんに『キテレツな衣装をお願いします』って言ったら、『奇』って書いてあった(笑)」とオープニング衣装についても口にした。新衣装の感想を中村嶺亜は「最高ですよね!こんなに景気のいい衣装ないですもん」と話し、メンバー全員でぐるりと1周し、カラフルな新衣装をお披露目した。
続けて「KEY TO LITが目指すものは?」と聞かれた井上瑞稀は「やっぱり大百科超えじゃないですか?」と漫画の「キテレツ大百科」を交えて笑いを誘い、猪狩は「『キテレツ』っていうと僕たちの名前よりも他の『キテレツ』が浮かぶと思うんですけど、ゆくゆくは嵐さんみたいに『キテレツ』って聞いたときに先に俺たち5人の名前が浮かぶようにしたいなと思うんですけど。やっぱりコロ助さんがちょっと…(笑)」と知名度を拡大していきたいと宣言した。
そして、今回のツアーの見どころの一つでもある「嵐メドレー」について、猪狩は「新しいことに挑戦していくことが一番のリスペクトなんじゃないかなと思いつつ、やっぱりこの事務所の伝統や先輩も大好きなんです。それを自分たちなりに消費できたら、KEY TO LITになるんじゃないかなと思って。先輩へのリスペクトを形にして、ちゃんと自分たちで踏襲しつつステージに消化するっていうのは、今回だけじゃなくて今後もずっとやっていこうとは思っています」とライブに込めた思いを明かした。
◆KEY TO LIT、グループ初のアリーナツアー開催
2025年2月16日に結成されたKEY TO LIT。メンバーは岩崎、井上、中村、猪狩、佐々木大光の5人から構成され、歌・ダンス・演技・バラエティと経験豊かな個性溢れるメンバーが勢揃いしていることでも人気を博している。そんなKEY TO LITにとって初のアリーナツアー「KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL」は、5都市20公演で合計約20万3000人を動員。新時代の「旗手」として新しい形で魅せるステージに仕上がっている。(modelpress編集部)
猪狩:誰も見たことがないオープニングを絶対やりたいなと思って。KEY TO LITっていう名前をもらっちゃってるから(笑)。最初基本5人でバーンっていうのが多いんですけど、あえてセンターの大昇のソロから始めたいっていうのがあって、僕たちのライブはソロ曲から始めることにしました。シルエットで顔は見えていないんですけど、5人でバンって顔が見える時には、やっぱりKEY TO LITという名前をもらってしまった以上、その名前をみなさんに愛していただけるように、ちゃんと自分たちの名前を背負って登場しようと。自分たちの名前に乗っかってみなさんの前に立ちたいという思いから、今回こういう演出にさせていただきました。
岩崎:僕らって3グループの中で1番ライブが遅かったんです。その間ずっとYouTubeとかSNSをやっていて、まだ何者でもないなっていう状態が続いて。でも、何者でもないってことは、逆に言うと何にでもなれるなっていうのがあって。それがタロットの「愚者」っていうカードとすごく一致したんです。そのカードはタロット界だと一番弱いカードなんですけど、逆に言うと、何にでもなれるから一番強いカードでもあるんです。それが俺たちとすごく合うところがあるんじゃないかということで「WAKE UP THE FOOL」と付けさせてもらいました。
猪狩:そうですね。新しいことに挑戦していくことが一番のリスペクトなんじゃないかなと思いつつ、やっぱりこの事務所の伝統や先輩も大好きなんです。それを自分たちなりに消費できたら、KEY TO LITになるんじゃないかなと思って。先輩へのリスペクトを形にして、ちゃんと自分たちで踏襲しつつステージに消化するっていうのは、今回だけじゃなくて今後もずっとやっていこうとは思っています。