【モデルプレス=2025/09/08】フジテレビは2025年9月8日、同局にて「フジテレビ10月編成説明会」を実施。中居正広氏を巡る一連の不祥事について謝罪した。【写真】フジ美人アナ、美脚際立つミニワンピ姿◆フジテレビ、騒動に謝罪コンテンツ投資戦略局長の藤井修は、「まずは、昨年末に起きました一連の不祥事につきまして、大変なご迷惑とご心配をおかけしておりますこと心よりお詫び申し上げます」と謝罪。また、「1月下旬の清水新社長就任、3月末の第三者委員会調査発表、6月下旬の株主総会、新体制発足と足早に歩んでまいりましたけれども、7月30日に公表いたしました再生・改革に向けた8つの強化策を着実に遂行」と報告した上で「おかげさまで広告出稿も回復傾向となっています」と現状について触れた。また、公共の電波で事業を行う放送局としての責任の重さを改めて意識するといった旨を発表している。さらに、広告出稿の前年比については「4月から8月で40%、8月で50%アップという状況です。9月以降については集約中です」とし、広告出稿社数については「4月から8月ではおよそ300社となっております」と説明。「そういった状況を得て前向きに捉えています」と答えた。1月22日、中居氏を巡る女性とのトラブルや同トラブルにフジテレビ社員が一部関与していたと「週刊文春」(文藝春秋)などで報じられた。同局は、17日に港社長による緊急記者会見を実施するも、限られた媒体での実施かつ生配信等が行われなかったことからネット上で多数の指摘が相次ぎ、その後オープン形式での記者会見を再度実施。また、第三者委員会を設置することも発表した。同局は第三者委員会による調査報告書を受け「フジテレビの元女性アナウンサーが中居正広氏による性警暴力の被害を受けた、そこに至った経緯について詳細に認定されました。その上で、事案発生後の会社の対応や企業風土、ガバナンスなどの問題について大変厳しい指摘を受けました」と報告。「真摯に受け止め、会社としての責任を痛感している」と説明し、被害女性に改めて謝罪。会社の不適切な初動対応や組織体質も問題視され、70社以上がCMの差し止めを表明した。◆フジテレビ、2025年10月期改編テーマは「for the NEXT」10月期の改編テーマは「for the NEXT」。「真のコンテンツカンパニー」への進化に向け、改革を着実に進めていく。「◯◯の未来のために」という共通のテーマを設け、視聴者の「笑顔」「安心」「感動」「共感」「課題解決」を願い、コンテンツ制作を行う。司会進行は、同局アナウンサーの上垣皓太朗、高崎春が務めた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】