池袋西署の係長・益山瞳は、若くして女性管理職になり、自分を見下してくる年上の部下や、マイペースな後輩に振り回され、日々やりづらさを感じていた。そんな中、人事二課から新入りが来るという異例の辞令が。現れたのは冴えない見た目をしたおじさん、向井光太郎(唐沢寿明)。
そんな中、一軒家で殺人事件が発生。被害者男性の次男の証言により長男・智治が捜査線上に浮上するが、瞳の判断ミスで智治を取り逃がしてしまう。管理職の立場で許されない失敗をしたと、深く落ち込む瞳。向井に対しても「自分に管理職の適性があるか監視しに来たのでは」と不信感をぶつける――。
本作は、元新聞記者ならではのリアリティある描写でベストセラーを多数生み出している、堂場瞬一による傑作警察小説「コーチ」のドラマ化。

「ハラスメントゲーム」以来、約7年ぶりのテレビ東京連続ドラマ主演となる唐沢は、今回演じる向井について「少し変わった人で、それをあまり表に出してもいけないので、今回は若い俳優陣とのチームワークが大事だと思っています。若い人たちの見せ場のシーンも多く、彼らにとってもすごくやりがいがあると思います」とコメント。
また、「はっきり言うと視聴率的には勝ち目はないと思います。(笑)だけど、他局のドラマより面白い作品にする自信はめちゃめちゃあるので、期待していただいていいかなと思います。あと、気になる若い俳優がいたら応援してあげてください!」とメッセージを寄せた。
「コーチ」は10月17日より毎週金曜日21時~テレビ東京ほかにて放送(※初回15分拡大)。