レアジョブグループは、グループビジョン“Chances for everyone, everywhere.”を掲げ、世界中の人々がそれぞれの能力を発揮し、活躍できる世の中の実現を目指している。現在は、創業以来の個人向けオンライン英会話サービスを主軸に、法人向け研修事業、ALT派遣を中心とする教育機関向け事業を提供している。EdTechカンパニーとしてのさらなる持続成長を目指すうえでは、従来以上に教育事業におけるポジションの明確化と、競争優位性の強化を図っていくための可能性を探っていた。
今回、レアジョブグループに参画するTISグループは、“Be unique. Be the future.”を教育理念に掲げ、「グローバル・スキルを日本の子供たちに。」という想いを実現するべく、40年の長きにわたり事業を営んできた。同社では、さまざまな教育プログラムを開発、運営してきた実績を生かし、英語で学ぶ探究型プログラムに基づくキンダーガーテン・アフタースクール事業などを展開している。子供向けの大規模オフラインビジネスは、レアジョブグループがまだ進出していない事業領域である。TISグループの参画で見込まれるシナジーは、より包括的な教育事業の提供を実現し、持続的かつ加速的な事業成長のアクセルになるという。同時に、「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」という思想やグローバルリーダー志向は、レアジョブのグループビジョンとの親和性が非常に高く、同じ志を共有しながらそれぞれの目指す未来を描き出していけると考え、今回の参画に至った。 《吹野准》