【モデルプレス=2025/08/11】アーティストの椎名林檎が、10日放送の日本テレビ系トーク番組「おしゃれクリップ」(毎週日曜よる10時〜)に出演。アーティストをやめようと考えた過去や、子どもたちとの日々を明かした。【写真】椎名林檎、東京五輪の開閉式を演出 プランニングチーム8人とは?◆椎名林檎、アドバイザーは子どもたち長男が24歳でで長女が6年生、次男が3年生と3人を育てる母である椎名。次男からは創作のアドバイスを受けることがあるそうで、シンガーのAIの楽曲の歌詞を書いていた際には「いきなり歌詞を書こうとしてない、ママ?」「AIちゃんの口癖とかをちゃんと他の紙に書かないとダメだよ。いきなり歌詞、メロディにはめようとしたりするんじゃなくて、内容をまとめた紙、歌詞を書く紙っていうふうに、僕は分けるけどね」とズバリ指摘されてしまったのだという。添い寝の際にも「まだ書けてないの!」とツッコまれてしまうこともあるといい「よく指導されてます」と家庭での様子を口にした。子どもたちはライブにも来てくれると言うが「まあ、シビアですね!」と椎名。とりわけ長女と次男は「ボカロやらないの、ママ?」「全部デスクトップでやればいいじゃん」とボーカロイドをすすめてくるといい「今後の方向性についても結構指南が具体的にあります」と口にした。◆椎名林檎、引退を考えたこともまた、人気絶頂期の22歳で結婚、長男を出産した椎名。当時は「『とにかくスターダム』みたいな。どんどん、どんどん休み無く『次じゃぁこれ出そう』って」と振り返り、「自転車操業っていうか、まあ富は得るでしょうけど…セールスが良くてもしょうがないっていうか」という時期だったのだという。そんな中での結婚と出産を、椎名は「まあ止めるのにっていう感じです。流れをやっぱり家庭にいきなり入っちゃうってことで」と説明。「もしかしたら、宇多田ヒカルちゃんが『人間活動をする』とおっしゃったのと同じ、かなり近いことを思ったんだと思う」と宇多田が2010年に活動休止した際の言葉を引用し説明した。また、それまでの活動に魅力を感じておらず家庭に入ったことで「辞めよう」と考えたこともあったとも告白。しかし、2001年にアメリカの同時多発テロが起こり、それを目にしたひとりの母親として、その不安を「日記ではないけれども、その考えっていうのを感じたことを残しておくと、同じ体験をしている方に、いつか聞いていただけるかもしれないよなあ」と、創作について新たな方向性が見えたと回顧。「ヒットチャートを賑わせる」以上の意義をそこに感じたと語った。(modelpress編集部)情報:日本テレビ【Not Sponsored 記事】