収録作品には、北米でも熱い支持を集める「頭文字D」のしげの秀一氏による新作「Subaru and Subaru」をはじめ、押見修造氏(「惡の華」「血の轍」)、中山昌亮氏(「不安の種」「後遺症ラジオ」)など。いずれも、国内外で評価の高い作家陣である。さらに、日本で連載中の花沢健吾氏の「アンダーニンジャ」も特別収録し、既存ファンにも響く構成となっている。
A:今回は「SF」「ダークファンタジー」「ホラー」「LGBTQ」という4つのジャンルに焦点を絞りました。ヤングマガジンではこれまでも「AKIRA」「攻殻機動隊」「ドラゴンヘッド」「BOYS RUN THE RIOT」「頭文字D」など、ジャンル性の高い作品が海外で評価されてきました。特にSFジャンルには重点を置いており、少年漫画では扱いづらい複雑なテーマや世界観に挑戦することで、より深い読書体験を提供できればと考えています。これらは、北米においても人気の高い骨太なジャンルであり、ヤングマガジンらしいアプローチが可能だと確信しています。