更年期、特に50歳を超えると、それこそ1年1年、刻々と「顔の筋肉がたるんで、下がっていく」ことを実感しますよね。
「あごの輪郭が昨年と全然違う」
「去年なかったマリオネットラインが今年はある」
「ほうれい線とマリオネットラインがつながってしまった」
「ついに首の縦じわが写真に写るようになった」……
いま美顔器に求めるものって?毛穴、角質よりも「たるみ」では!
さて、私たちがこれまで手にしてきた美顔器といえば、「美容成分を肌の奧まで入れこむ」あるいは「汚れを浮かせて落とす」ためのものがメインだったのではと思います。しかし! 50代のヤマを乗り越えるために必要なのって、「顔の筋トレ」なのだなあ、としみじみす今日この頃です。
最近よく話題になる、気になる美顔器って、やっぱり「リフト系」です。中でも
1・ヘアブラシタイプ
2・かっさタイプ
3・顔面を覆うマスクタイプ
いずれも「EMSタイプのたるみケア」ではないでしょうか。美顔器を愛用する世代がいよいよ毛穴悩みの時期を通過して、「手応えのあるEMS」を求め始めたということだと思うのです。
そんな中で「これは手応えしかない」と感じたアイテムをご紹介します。
>>>美容専門家の「美のヒント」にジャンプするならこちらから「片手持ち美顔器ができること全部入り」、シーズ・ラボの新アイテム
本品は従来のホームケアの集大成というべき1台です。ニキビケアのパイオニア的サロン、シーズ・ラボが満を持して放ったホームケア用美顔器「マルチショットプロ」は、イオンクレンジング、導入、RF、EMSと4つのモードを搭載。合計13役という多彩さで「自宅でできること」がほぼ網羅され、いわば「最終形態」とも言える事態に。
シーズ・ラボといえば、背中などのボディも含めてニキビに悩む人の間で「駆け込み寺」として30年知られ続けるサロンです。ニキビケアという悩み深い世界を30年の間ずっと支えてきた、ある意味職人芸の塊のようなナンバーワンサロンと言えるでしょう。デリケートなニキビを扱えるくらいですからフェイシャル手技のクオリティも定評が高く、加えてもとがドクターシーラボの関連サロンとしてスタートした老舗ということもあり、早くからサロンケアとホームケアの両輪ケアを普及させた立役者としても知られます。ニキビケア、手技、両輪ケアと、3つものスペシャリティを持つ名門なわけですね。
そんなシーズ・ラボがこの春新たにリリースした美顔器「マルチショットプロ」は、こんなスペシャリティの塊のようなサロンが「セラピストの30年分の知見をすべて詰め込んだ」本気の1台です。
>>>シンプルな利点解説を先に見るならここからどうぞ「大きくて軽い」からこそできることも多数ありつつ、EMSのパワーが最高
まず、なんでもコンパクトにしがちなこの時代に敢えて「背中に届く大型サイズ」なのはすごいこと。最初に拝見したときは驚きましたが、次に持ってみてその軽さにも驚愕しました。そう、握る力の弱くなる更年期世代にも優しい「超軽量設計」。
この「大きくて軽い」という設計、明確なコンセプトがなければ成し得なかったはずです。本品が重視したのは「自宅でのケアをこう行えたら、次のサロンケアまで美しい肌を維持できるはず」というプロのノウハウの部分だったのでしょう。
結果、底面にサロンライクなRFショットを打つ機構が搭載され、かつこれまで自宅ではほぼ不可能だった「背中ニキビのケア」も可能となりました。ユーザーの意見を聞いてなんでも小さく設計しがちな昨今、このプロの見識をふんだんに取り入れた開発は「割り切りが素晴らしい」の一言に尽きます。
個人的には本機のEMSのパワーが本当に素晴らしい。サンプル機をお借りした際には「こんなにはっきりと引きあがるのはすごい」と驚愕しました。
大型になった分だけ電極も多数配置できるようになったのでしょうね、なんと全11個、カーブ面にも4つ配置されています。
この配置が本当にプロのノウハウとしか言いようがなく、どう持ってどこにどう当てても必ずぴたっと筋肉を捉え、リフトすべく波を送るのです。
>>>もっと意義のある使い方って?詳しくはこちらこのサイズ感だからこそ「夫の肩こり」「子どもの背中のニキビ」まで!!
正直いちど使ってしまうと、もう従来使っていたEMSは物足りない、こんなもんでは私は引きあがらない!という状態になります。いちど手に取ったらもう戻れないという点でも「最終形態」だと言えます。
さて、このようなプロユース寸前のアイテムであるがゆえに、お値段も13万2000円と思い切ったプライスですが、13役もあると私のたるみケアだけではなく、子どもの背中ニキビ、夫の肩こりなど「従来なら別々の機器で対応していた」ものが1つにまとまります。4万円を3品買うことを考えたら、1品で済むのは省スペースと言えるでしょう。
リビングに置いても悪目立ちすることのないよう、スイッチ等のアイコンは極めてクワイエットにデザインされています。こうした配慮にも「目立つところに置いて毎日使ってこそ」というプロの祈りが込められています。