今年2月より、オーディションで選ばれた新メンバー5人を加えた8人組体制で活動を開始したtimelesz。そんな彼らにとって地上波初の冠番組『タイムレスマン』(フジテレビ系)がこの春から放送され、話題を呼んでいる。そこで本記事では、メンバーの魅力が大いに発揮されている同番組に注目し、その魅力に迫りたい。
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4月20日深夜から放送が開始された『タイムレスマン』は、新たに8人体制となったtimeleszが挑む、初の冠バラエティー。「とにかく何事にも全力で、汗をかく!」をコンセプトに、メンバー8人がそれぞれの個性を発揮しながら、さまざまなロケ企画を繰り広げるという内容になっている。いざ放送が始まると、SNSでは、「毎週この感じが楽しめるって贅沢すぎるって…!!」「30分の番組でこんな一瞬一瞬魅力的なのすごい」などと好評を博し、民放公式テレビ配信サービス『TVer』のバラエティランキングでたびたび1位を獲得しているほか、放送時にはX(旧Twitter)で番組ハッシュタグがトレンド入りを果たすなど、深夜帯ながらも人気を集めている印象だ。
そんな『タイムレスマン』で特に話題を呼んだのが、メンバー8人で力を合わせて腹筋450回にチャレンジするという企画ではないだろうか。それぞれ奮闘したものの、ラストの菊池風磨に順番が回ってきた際には残り141回という厳しい展開に。菊地は、「それでもうtimeleszの成功になんだろ」と意気込んで腹筋を始め、「意地でしかやってねえ、もう筋肉壊れてます」と苦しむ様子を見せつつも、「死にそう!うそうそ!超余裕!」と笑いも交え、見事目標をクリアして番組を大いに盛り上げた。挑戦の途中では、菊池の懸命な姿に松島聡が涙を見せる場面があったほか、「めっちゃ泣いた」「腹筋でこんな感動することある?」「風磨くん冠番組に対しての覚悟と意地の腹筋に感動」などの声もあがっており、グループのために努力する彼の姿が、メンバーのみならず、多くの視聴者の胸を打ったことがうかがえる。
さらに、同番組では新たにグループに仲間入りした新メンバーたちも独自の個性を発揮している。サウナでメンバーたちがトークを行う企画では、天然キャラが浸透しつつある猪俣周杜が、有名サッカー選手を相手にすることを想像しながらドリブル練習を行った結果、熱中するあまり骨折してしまったという驚きのエピソードを明かしたほか、原嘉孝のトーク中、熱さのせいで話に集中できないメンバーに原がツッコミを入れて笑いを誘うという、チームワークを感じさせる場面も。また、過去の放送回を振り返って今後に活かしていくという“反省会”企画では、新メンバーがカメラを意識した立ち方やロケ中の消極的な態度について指摘を受けるシーンなどもあり、こうして彼らの成長をリアルタイムで見守ることができるのも、同番組の魅力の1つだと言えそうだ。
放送開始から1ヶ月あまりが過ぎ、今後ますます勢いを増していきそうな『タイムレスマン』。番組のさまざまな企画を通して8人の絆がより深まるだけでなく、メンバーの魅力がより多くの層に伝わるのではないだろうか。アイドルとしての階段を駆け上がる彼らの姿と共に、番組の今後の展開にも注目していきたい。