駿台予備学校は2025年5月2日、「2026年度入試 国公立大 新増設一覧」をWebサイトに掲載した。信州大学工学部工学科の改組、佐賀大学のコスメティックサイエンス学環の新設など、学部・学科等の新増設情報をまとめている。 「2026年度入試 国公立大 新増設一覧」5月1日版によると、2026年度入試において学部や学科等の新設・改組を予定しているのは11大学。 このうち、山形大学は地域教育文化学部を教育学部に改組。埼玉大学は、学校教育教員養成課程を「学校教育コース」と「教科教育コース」に改組する。長野大学は、共創情報科学部を新設するとともに、環境ツーリズム学部と企業情報学部を地域経営学部に再編する。 信州大学の工学部は、5学科(機械システム工、建築、物質化学、電子情報システム工、水環境・土木工)から、1学科10コース体制に改組。工学科に先鋭融合コースと基幹9コース(応用化学、環境・エネルギー材料、水環境・土木、電気電子、機械物理、知能機械、建築学、情報サイエンス、情報デザイン)を設ける。 佐賀大学は、国立大学初となる「コスメティックサイエンス学環」を新設。化粧品産業を主とした地域産業の発展と持続可能な成長に貢献する人材の育成を目指す。 また、佐賀大学と熊本大学は「共同教員養成課程」を共同で設置。両大学の強みや特色を生かし、実践的指導力のある教員を育成する。 なお、「2026年度入試 国公立大 新増設一覧」は、設置構想中や認可申請中のものが含まれており、今後変更などの可能性もある。出願に際しては、各大学公表の「入学者選抜要項」「学生募集要項」などを必ず確認すること。