JO1豆原一成&INI池崎理人「人見知り」と「グイグイ」が“安心する存在”になるまで 最初に交わした会話は「身長がでかいな」【「BADBOYS」インタビューペア編】 | NewsCafe

JO1豆原一成&INI池崎理人「人見知り」と「グイグイ」が“安心する存在”になるまで 最初に交わした会話は「身長がでかいな」【「BADBOYS」インタビューペア編】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた豆原一成、池崎理人
【モデルプレス=2025/05/29】映画「BADBOYS -THE MOVIE-」(5月30日公開)で主演を務めるJO1(ジェイオーワン)の豆原一成(まめはら・いっせい/22)と、共演するINI(アイエヌアイ)の池崎理人( ※「崎」は正式には「たつさき」/いけざき・りひと/23)にインタビュー。もともと同じ事務所の先輩・後輩関係だった2人が共演をきっかけに深めた絆とは。不良役に身を投じた2人が支え合いながら映画を制作した日々について明かしてもらった。<2ショット編>

【写真】バイクにまたがるJO1豆原一成

◆豆原一成主演映画「BADBOYS -THE MOVIE-」

1988年から1996年まで「ヤングキング」で連載されていた田中宏氏による伝説的不良漫画「BADBOYS」(少年画報社 ヤングキングコミックス刊)が実写映画化。裕福な家の一人息子だった桐木司(豆原)は、幼いころから自分を助けてくれた伝説の不良・村越に憧れ、家出。 族の戦国時代において最強チームの「陴威窠斗(BEAST)」に仲間入りを志願するも追い返され、逃げる途中で川中陽二(池崎)に出会う。 陽二は、中村寿雄(山中柔太朗)、岩見エイジ(井上想良)とともに司に不良になるための心構えを教え、いつしか4人は仲間になっていく。そんな4人に、弱小チーム「極楽蝶」七代目トシは、「廣島Night’s(ナイツ)」との抗争のためメンバーに加わってほしいと頼む。元ナイツの幹部である寿雄は、抗争を避けようと、ナイツのトップ・ヒロに会いに行き、怪我を負ってしまう。憤る司たちは、覚悟を決め、ナイツと極楽蝶の闘いがはじまる。

◆豆原一成&池崎理人、先輩後輩共演の印象は?

― 今回の作品のオファーを受けた時のお気持ちを教えてください。

豆原:嬉しかったです。演技の仕事を何回かやらせてもらっていましたが、映画での主演は初めてだったので、誰もが知っている「BADBOYS」という不良漫画の実写化に参加できることに、心から嬉しさを感じました。

池崎:僕は演技の経験がほとんどなかったのですが、素晴らしい大役をいただいたのでビビりました。「務まるかな」という不安もありましたが、もちろん好奇心もあったので、一か八かで飛び込んでみようと思いました。

― 2人で共演すると聞いたときはいかがでしたか?

池崎:まだ確定していない段階で「おそらく豆原一成くんになります」と言われたのですが、決まったら嬉しいなと思いました。初めての演技だったので、頼もしい先輩が心のよりどころになる存在だと嬉しいな、と。

豆原:最初は理人がまだ迷っていると聞いていたのですが、一緒に作品を作ることはこれまでなかったので嬉しいと思いましたし、事務所の後輩なので仲良くなりたいなと思いました。一緒にやりたいという気持ちが強かったです。

◆豆原一成、初座長として心がけたこと JO1での立場から変化「甘えられませんでした」

― 豆原さんは 映画初主演ということで、座長としての心意気はありましたか?

豆原:座長としての意識に入るまでにすごく苦労しました。僕はあまり「行くぞ!」というタイプではないので、新しく知り合ったメンバーの中で声を上げるのが恥ずかしかったんです。でも4人はもちろん、極楽蝶のメンバーと撮影していないときも会話することを意識して、「まめちゃん」という存在が話しやすい人だと思ってもらえるよう心がけました。JO1のメンバーは個性が強くて「俺が!俺が!」というタイプが多いので(笑)、普段はそれを後ろから見るポジションが多いのですが、今回は自分がメインとなる立場だったので、作品として盛り上げるためにも甘えられませんでした。

― そんな豆原さんの姿を見ていて池崎さんはいかがでしたか?

池崎:僕はそもそも「座長」という言葉を最近知りました(笑)。そういうポジションがあるんですね。

豆原:現場がその人の色になるみたいな感じかな?

池崎:なるほど。族にもいろいろなチームがあるから、現場は映画そのままみたいでした。極楽蝶は個性に溢れていて、陴威窠斗(BEAST)はイカつくて…。(言葉が出てこず、豆原へ)ごめん!

豆原:全然!大丈夫(笑)。

池崎:やっぱりまめちゃんは優しかったので、先輩としてアドバイスをいただくこともありました。

豆原:深い相談というよりは、撮影しながら確認してくれることが多かったかな。僕もすごく経験が多いわけではないので、理人が感じるものが一番優先だと考えていたんです。でもそういう姿勢で演技に取り組んでくれていたと思います。

池崎:本当にわからないことだらけで…。

豆原:一緒にレッスン受けたもんね。

池崎:そうそう。まめちゃんと一緒にレッスンをやっていたから、現場での空気感はすごく合っていましたし、変に気を張らずにできました。

豆原:初めての演技の現場にもかかわらず、不安を感じさせないくらい堂々と芝居をしていたんです。僕もそれに感化されて、自分ももっとしっかりやらないといけないと自覚を持てましたし、真剣に取り組む姿がカッコよくて、「男だな」と思いました。

池崎:ありがとうございます。まめちゃんは演技がすごくうまいですし、カメラが回った瞬間から司の男らしさが出るんです。僕も演技が始まった瞬間からまめちゃんに引っ張ってもらっていたし、何よりもアクションがかっこよすぎて、そこが一番刺激になりました。「こんなことができるんだ」と次元が違いすぎて感動したことを覚えています。

◆豆原一成&池崎理人、山中柔太朗&井上想良とは「部室みたいなテンション」

― 山中柔太朗さん(中村寿雄役)、井上想良さん(岩見エイジ役)も含めた極楽蝶の4人でのエピソードもおうかがいしたいです。

池崎:ずっと控え室も一緒で、本当に常に話していました。一緒にコンビニに行くなど、男子高校生の部室みたいなテンションでした。

豆原:撮影モードに切り替えるのが難しいぐらい(笑)。

池崎:そうそう、役に入るとみんなキリッとするから、自分も合わせないと…みたいな。

豆原:「あれ、今これなんだっけ?どうやってやっていたっけ?」と3人に聞くこともあって。本当に友達みたいな感じでした。

池崎:想良くんは僕たちのオーディション番組(「PRODUCE 101 JAPAN」、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」)を全部観てくれていて…。「このときの理人めちゃくちゃダンス下手くそやんけ」とも言われて(笑)。「はい、おっしゃる通りです」と(笑)。

◆豆原一成&池崎理人、アクションシーンで心がけたこと

― 役作りのために準備したことや意識したことはありますか?

豆原:撮影前にアクション練習に何回か参加しました。当時からトレーニングを頑張っていて、パンチが映えるように筋トレをしたり、映像を見たりして、いかに不良らしく殴れるかを研究していました。

池崎:僕もアクションは初めてだったので、好きなマーベル作品のアクションシーンをいろいろ観たんです。でも全然参考にならなかった(笑)。一番好きなシーンは「キャプテン・アメリカ」(キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー)のナイフさばきのシーンなんですが、そんなシーンは「BADBOYS」には一度もなかったので(笑)。気持ちだけは毎回燃やしていきました!

豆原:ウィンター・ソルジャー!ヤバイよね。

池崎:ね!ナイフを空中に投げて持ち帰って…というカッコいいシーンがあるんですが多分一生することはない(笑)。いつかやらせてください。

◆豆原一成&池崎理人、不良役での役作り「いつかやりたいと思っていた」

― 不良役への不安はありませんでしたか?

池崎:「できるの?」と思っていました。最近は不良ものの映画やドラマも多いですが、その中で自分が戦えるのか疑問で…でも出来上がりを観たら意外といかつくなっていて、サマになっていたので驚きました(笑)。

豆原:僕は「やってやるぜ」という感じ。不良になりたかった(笑)。不良役はいつかやりたいと思っていたので、ベストタイミングでオファーをいただきました。昔から「殴られたい」という欲があって、今回はやられるシーンがたくさんあったので、ボコボコにされるのを楽しんでいました。

池崎:あと僕は、家の中で足をぶつけたときに「おら!」みたいに悪態をついてみたことも(笑)。

豆原:可愛い!

池崎:韓国でのミュージックビデオ撮影の合間に、メンバー間で殴り合いの練習が流行った時期もありました。(笑)

◆豆原一成&池崎理人が語る“族”の熱さ 担いたいポジションは?

― 原作は昭和の熱い友情や誇りを描いていますが、現代っ子のお二人はそういった部分をどう捉えていますか?

池崎:シンプルに楽しいよね?

豆原:ね!

池崎:“族”というものに入ってみたくなりました。ダメですけど。バイクが趣味で、どれだけ喧嘩が強くて、色んな勢力があって…というものに仲間意識を感じるのは現代ではなかなかない…よね?

豆原:ないね。確かに今では中々無い世界観ですよね。だからこそ「仲間を守るため青春をかける」というキャッチフレーズが映えるとい言いますか。今言うと恥ずかしいことがよりカッコよく聞こえる。でも変わらないものが詰まっていると思いました。

池崎:一回昭和の時代にタイムスリップして疑似体験してみたいですね。

― もし2人が同じチームで戦うとしたら、どんなポジションだと思いますか?

池崎:難しいですね。でも僕は割とまとめたいかも。幹部あたり…リーダーにしては優柔不断すぎるかもしれないから、意見をちゃんとまとめる役割かな。

豆原:2番手みたいなね。リーダーを支える役割。

池崎:それが向いているかなと思います。

豆原:僕はフィジカルでなんとかする精神で。そのためなら特攻します(笑)。

池崎:強そうやもんね。

― 現在のそれぞれのグループ内では何担当だと思いますか?

池崎:今のINIではムードメーカーかもしれません。きつい日は空気が悪くならないように盛り上げていきたいです。

豆原:僕はペットじゃないですか?

池崎:最年少だしな。可愛がられるポジションだな!

豆原:ペットにも自我があるので、やりたいことをやり出したら止まらないこともあります。ワンちゃんもそうじゃないですか?あとは、みんなが可愛がってくれたら嬉しいなという気持ちも含めてペットにします(笑)。

◆豆原一成&池崎理人が仲を深めるまで

― 池崎さん演じる陽二が豆原さん演じる司を支えるような関係性ですが、実際のお二人はどういう関係性ですか?

豆原:普通の友達みたいな関係です。

池崎:確かに友達っぽいですね。先日JO1さんのドームコンサートに見学に行かせてもらって、JO1さんの中でも特に、まめちゃんは一緒にいて安心する存在だと感じました。

― どちらがお兄さんっぽいですか?

池崎:強いて言うならまめちゃんかな。(豆原の方が)年下なんですが、JO1さんが僕らを支えてくれる兄貴グループということもあって、どこか安心感や頼もしさがあります。パフォーマンスも尊敬できる部分ばかりです。

豆原:嬉しいです。理人は共演前、共演後も変わらず、すごく謙虚な人。JO1との交流の場でも丁寧に接してくれる、“可愛い後輩さん”という印象で、仲良くなれたことだけでも嬉しいです!僕はINIでは(松田)迅と同い年で、全員年が上なのですが、自分の方が先輩でちょっと気まずい立ち位置でしたね(笑)。

池崎:そうだね(笑)。

豆原:理人とは仲良くなったんですけどね(笑)。

池崎:共演前はほとんど話していなかったですが、もともと「歌もダンスも上手いし、グループの顔」という印象はありました。今思い出すと、LAPONEの公式YouTubeチャンネルで「(身長が)でかいな」と言われたぐらいの記憶しかないです。

豆原:「頑張って何喋ろう」と考えて出た言葉が「でかいね」だったという…(笑)。

池崎:で、僕も「靴が分厚いんですよ~」と返したぐらいの会話でした(笑)。

― 最近のお二人のエピソードはありますか?

豆原:今年の初めに理人の家でご飯を食べました。プライベートではまだあまり会えていませんが、仕事で会う機会が多いので、結構会えている感じです。

池崎:今回の共演は本当にいい機会でした。絆が生まれましたね。

豆原:僕としては、理人がすごく話しかけてくれたことが印象的でした。

池崎:最初のアクション練習の稽古場で「どう呼ぼっか」という話になって、「まめちゃんでいいよ」「理人でいいよ」みたいな感じに。一回ふざけて「一成って呼ぶわ!」となったんですが、結局まめちゃんに戻りましたね。

豆原:言ってたわ(笑)。

池崎:映画の撮影が始まる頃には仲良くなっていて、僕はただただJO1さんが大好きなので、いろいろな話を聞きたくてグイグイ行ったかもしれません。

豆原:僕はすごく人見知りなので、理人の人柄に助けられました。

池崎:一緒に音楽もやってみたいですね。まめちゃんに歌ってもらったり、一緒にダンスしたり、僕がラップしたりという感じで一曲作れそうです。

豆原:僕のキャラクターも作ってほしいです!理人がすごく上手なので、絵でもフィギュアでもいいので、理人から見た僕のイメージで何か作ってほしいです。

池崎:任せてください!

◆豆原一成&池崎理人「BADBOYS」で描く「現代だからこそ大切なもの」

― 最後に、映画を楽しみにしているみなさんに向けて注目ポイントを教えてください。

池崎:本当に面白いですし、かっこよく仕上がっていてすごく嬉しかったです。意外と自分もちゃんと様になっていたというか、陽二がカッコよかったし、熱いシーンもあって感動しました。加えて、陽二はカズ(高間数俊/大下ヒロト)と大親友だったのに、同じトップを目指したからこそ方向性の違いで決別してしまったという背景もあって、熱い男の友情も見応えがあると思います。特にクライマックスシーンは注目してほしいです。

豆原:初めて主演した映画ということもあって、感慨深いものがありました。楽しく撮影していた作品が映像になって、スクリーンで見た時は本当に感動しましたし、その感動を映画館で皆さんと一緒に味わえたら嬉しいです。この作品の仲間や青春というテーマは、現代だからこそ大切なものだと思います。そういった価値を感じてもらえる映画になっていると思うので、ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです。中でも司の可愛い部分もぜひ見てほしいです。ずっと可愛いので(笑)。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆豆原一成プロフィール

生年月日:2002年5月30日
血液型:O
出身:岡山県
身長:174cm

◆池崎理人プロフィール

生年月日:2001年8月30日
血液型:O
出身:福岡県
身長:179cm

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《モデルプレス》

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