【モデルプレス=2025/05/21】【森本茉莉 14thシングル「Love yourself!」インタビュー後編】日向坂46の中で着実に存在感を高めつつある三期生の森本茉莉(もりもと・まりぃ/21)。その加速の起点となったのはファンの一言だった。「自分的には完全に新たな人を生きる感覚」――彼女をそこまで変えた言葉とは?【写真】日向坂46森本茉莉、先輩メンバーと密着◆森本茉莉からみた五期生― 五期生の印象を教えてください。森本:成長速度が本当に早いです。「六回目のひな誕祭」で五期生が自己紹介する時間があったんですけど、リハーサルでは声も小さめで、みんな緊張が出ていて控えめな印象だったのに、本番ではそれぞれが自分のキャラクターを完全に出し切って、すごくハキハキ喋っていてびっくりしました。たくさん練習を重ねたと思いますし、演出家さんからのアドバイスを真っ直ぐな目で聞いている姿も観ていましたし、私自身もすごく刺激を受けました。新しく入ってきた子たちが必死に頑張っていると、リスペクトしてもらえるような先輩でいたいって気持ちと危機感に繋がって、私たちにも影響も与えてくれる存在です。― 五期生で気になる子を1人挙げるとしたら?森本:みんなそれぞれ個性があって可愛いんですけど、下田衣珠季ちゃんが「いずきマインドで頑張る」って言ってるのがびっくりしたというか、加入してすぐの頃は、どちらかというと弱音を吐いてしまいがちだったり、初めてのことだらけだから強い言葉を発することがなかなか出来なかったりすると思うんですけど、そうやってポジティブな言葉だけをひたすら届けている姿が逞しいなと思いました。でもそれは、裏でたくさん努力して、練習して、自分の中に理想とするアイドル像が強く存在するからだろうなというのもなんとなく想像ついたから「何かあったらすぐ頼れる先輩でいたいし、何かあったらすぐ言ってほしい」「その姿に私は元気もらったよ」って伝えたいです。― 過去、森本さん自身が先輩から言われて救われた言葉はありますか?森本:「日向坂で会いましょう」(テレビ東京)の収録が終わって数日経った頃に「あれ、めっちゃ面白かったよね」って急に言ってもらえたのがすごく嬉しかったです。最初の頃は「今日の収録はこれで良かったのかな?」って家に帰って反省することもあると思うので、私も先輩がしてくれたように思ったところはストレートに伝えたいなと思いました。◆森本茉莉を変えたファンの一言― 森本さんは三期生として加入して5年目、アイドルになって成長したと思うところは?森本:人と人の繋がりを大事にできるようになったのは個人的にすごく嬉しいことです。1つひとつの機会を大事にしようとか、この人との繋がりを大切にしようとか、アイドルになるまではちゃんと思ったことは正直なくて、ただ流れに身を任せて生きているような感じでした。でも、アイドルになってから関わる方もすごく増えましたし、ファンの方からの言葉にすごく力をもらえました。自分自身が思い悩んでいた時期に、ファンの方のたった一言で一気に気持ちが変わったんです。そういった言葉をくださる存在ってアイドルをしていなければ絶対に出会えていなかったですし、よく“ファンの皆さん”っていう一括りにしてしまうことが多いんですけど、1人ひとりの人生に関与できていることが嬉しいです。きっとここに入っていなければ、そういうありがたみに気づけなかっただろうなと感じます。― ファンの方からどんな言葉をもらったんですか?森本:4年前ぐらい、あまりにも自信がなさすぎて考え方がひねくれて、自分が前に出ることで自分に割かれる時間がもったいないとか思っていたんです。日向坂46に入れたのに加入することが夢だと思いすぎて、加入してからの夢がなくなってしまったから、きっとそういう風になっていたんだと思います。自分に割かれる時間が嫌だったから前に出るのも避けていて、ミート&グリートも枠がなかなか埋まらなかったとき、あるファンの方からストレートに「悲しい」って言ってくださったんです。「茉莉ちゃんはこんなに魅力に溢れた子なのに、もっとみんなに知ってほしい」って。私は、アイドルとしての活動は自分を知ってくださる方だけが幸せになればいいという思考だったので、そのことで悲しませてしまっているならば、私自身はもっと多くの人を幸せにできるように活動しなきゃいけないって一気にマインドが変わって、そこから活動が楽にできるようになったので、その言葉には本当に救われました。― 今やミーグリは枠が埋まってしまうほどですし、SNSでファンの方の反響もたくさん拝見します。その裏にはファンの方の言葉があったんですね。森本:きっかけは本当にあの言葉でした。悲しませるなんて絶対に嫌だと思って、そこで一気に火がついて、私はもっと前を目指さなきゃいけないんだなって思いました。― 「日向坂で会いましょう」をはじめバラエティで積極的な姿勢になったのもその頃?森本:はい!それまでは消極的で先輩にお話することもできなかったんですけど、その言葉をきっかけに気持ちを変えなきゃ厳しいなと思って、もう次の日から意識的にいこうと決めました。― ファンの方の一言で一気にマインドチェンジすると、周囲からも反応があったのでは?森本:すごく言われました「本当に変わったよね」って。今でも、同期から「初期の時からすごく性格が変わった」って言ってもらえることがあって、自分的には完全に新たな人を生きる感覚です。それぐらいの大きな言葉でした。◆森本茉莉の夢を叶える秘訣― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、森本さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。森本:自信を持てることが大事だと思います。自信を持つまでには、自分がなりたい像や、夢を叶えた時の姿をひたすらイメージして、そこにたどり着くまでにどれだけ努力しなきゃいけないか考えて、ひたすら今の自分と向き合い続けることが大事かなと思いました。今の自分がどういう状態で、どういう努力をしなきゃいけないのかをちゃんと考えて努力したら、やっとそこで自信が持てる。自信が持てると一気に流れが変わると思います。― 素敵なお話ありがとうございました!◆インタビューこぼれ話/「今ハマっているもの・愛しているものを教えて!ずっとブレずに旅行が大好きです。ちょっとでも空きがあると、メンバーや友だちを誘って旅行に行って、撮った写真などを「森本茉莉の旅ブログ」として紹介しています。ブログに載せた場所に足を運んでくれるおひさま(=日向坂46のファン)もいてすごく嬉しいです。最近はお仕事にも活かしていけたらいいなと思って、資格の勉強も頑張っています。それをきっかけに日向坂46のことを知ってくれる方が増えてくれたら良いなと思っています。◆インタビューこぼれ話/最近の美容法を教えて!【ヘアケア】トリートメントをもうこれ以上ないくらいの力で揉み込むだけで全然変わるんです。私は1本1本の毛が細くてすぐ乾燥してしまうので念入りにやっています。【ランニング】最近暖かくなってきたのでランニングも久しぶりに始めました。夜にランニングするだけで、1日が良い感じに終われてるんです。ランニングする時は、aespaさんの曲を聞いていて、それがどんなにアップテンポだとしても「これを走りきれたら私もあんなスタイルになれる」と思いながら(笑)。あんまり人がいない場所なので、ほぼ踊りの練習しながら走っています(笑)。(走るタイミングは食べる前?後?)私は食べた後です。ご飯を食べた後に走ろうと思うと、食べすぎちゃいけないなって思えるし、食べた後にだらだらスイーツを食べることも無くなるので、事前に「食べた後に走ろう」と決めてます。(距離・時間は?)大体決まったコースがあるんですけど日によって全然違います。たくさんダンスして疲れた日はウォーキングにして「(ウォーキング)できただけでも偉いよね」って思いながら歩いていますし、あんまり動いてない日は「今日は頑張んなきゃな」と結構走っています。習慣にできたら強いなと思ったので、疲れた日は「歩けただけで偉い」と思いながら。とりあえず外に出ることを習慣化させることを意識しています。(modelpress編集部)◆日向坂46・14thシングル「Love yourself!」日向坂46にとって通算14枚目のシングル「Love yourself!」。一期生が全員卒業してから一発目のシングルとなり、二期生・小坂菜緒がセンターを務め、二期生~四期生までの全20人が参加している。ジャケットアートワークのテーマは「JOY!JOY!!JOY!!!」。日向坂46のライブ前の円陣でも使用されている合言葉「空まで届け!ぽかぽかキュン」というフレーズから着想を得て「色とりどりの風船と共に彼女たちのハッピーオーラが沢山の人に届きますように」という願いが込められている。◆森本茉莉(もりもと・まりぃ)プロフィール生年月日:2004年2月23日/星座:うお座/身長:162.4cm/出身地:東京都/血液型:A型【Not Sponsored 記事】