【モデルプレス=2025/05/16】熊本の竹のお箸メーカー「ヤマチク」が、日本の精神性を象徴する文化的所作である「いただきます」を主題にした短編映画の制作を開始。主演はモデルの岡田蓮が務める。【写真】岡田蓮、ステージ上でギャップ見せ◆岡田蓮主演、短編映画制作開始世界で共感される日本の精神文化としての「いただきます」。多層的な感謝の意味を持つこの言葉を、言語や意識、関心の壁を越えて届けたいという思いから、短編映画を制作することになったそう。主演を務めるのは岡田。2021年に出演したABEMAの人気恋愛リアリティーショーで話題を集め、同年9月より“UNIboys”として活動を開始。また2024年よりwinnersメンバー入りを果たす。SNS総フォロワー数は250万人超え、その甘めなルックスとSNSで見せるクールな一面とのギャップで若者を中心に人気を集める運動神経抜群モデルである。なお、母親役は村上美香、監督は中川典彌氏が務める。(modelpress編集部)◆制作背景私たちヤマチクは熊本県南関町で「竹の箸」だけをつくり続けてきました。さまざまな食卓に並ぶお箸は、「いただきます」のもっとも近くにある存在だといえます。そんな「いただきます」について、昨年ショックを覚える出来事がありました。「“いただきます”を言うのはキモい」とあるSNSの投稿がネットニュースで拡散されたのです。そこには「お金を払っているんだから、言わなくていい」「偽善っぽい」といった言葉が並びました。一方、私たちが海外で「いただきます」の意味を伝えたときの反応は、全く異なるものでした。「今、拝みながら何と言ったの?」と問いかけられ、「これは“いただきます”といって、私たちが生きていくために関わる全ての人や生命に感謝を込めた、祈りのようなものです。日本人はみんな食事の時に言いますよ」と答えると、大変感動し「真似したい」という賞賛の声が返ってきたのです。私たちはその時、「いただきます」はただの挨拶ではなく、あらゆるものへの感謝を示す、日本の精神性を象徴する所作なのだ、と深く実感しました。ネットニュースで拡散された「いただきます」の危機。そこには、お互いに感謝し合うことで成り立つはずの社会における「こころの分断」があるように感じています。この分断は、カスタマーハラスメントをはじめとしたあらゆる社会問題に通じるものです。だからこそ、「こころの分断」をはしわたしするためのヒントが、「いただきます」にあるはずだと、私たちは考えました。世界で共感される日本の精神文化としての「いただきます」。多層的な感謝の意味を持つこの言葉を、言語や意識、関心の壁を越えて届けたいという思いから、私たちは短編映画を制作することにしました。「家族愛」や「日本の四季」の美しさを盛り込んだ映像は、頭ではなく心に届く作品となることを目指しています。共に挑むのは私たちのルーツでもある「オール熊本」のチーム。日本に、世界に、「いただきます」の価値を届ける挑戦が、今はじまります!◆短編映画概要タイトル:「いただきます」(仮)監督:中川典彌出演:岡田蓮、村上美香公開予定:2025年8月4日【Not Sponsored 記事】