2020年3月から東大受験に向けて勉強を始めて、2023年3月に合格しました。
その難しさは、東京大学を受験しているか、小学生の頃から著しく賢い子供として扱われ、中学受験で難関校に合格した人しか分からないと思います。
先日、保険会社の外交員の方々の前で講演した後、参加者に言われました。
「私も東大を受けたんですよね」
落ちてしまったからその圧倒的難しさが分かる。ただ、周囲の人々にその難しさを理解してもらえていないようでした。
Xを見ていると、岸田元総理の東大2浪落ち早稲田入学をイジる人がいるけれど、そんなに簡単ではないと思います。開成中高出身の岸田さんでも苦戦する。中学受験をした人ならその高い壁が想像できるはずです。
▶東大サークルには他大学の女性が多い
他大学の女性が多い、東大のインカレサークル
東大にはさまざまなインカレサークルがある。
インカレサークルとはその大学以外の人も参加できるサークルで、特に他大学の女性が多い。なぜ女性が多いかは難しくないので各自で考えてもらい、言及することは避けたい。
かくいうぼくもいくつかのインカレサークルに入っている。
例えば、浄瑠璃サークルだ(特定を避けるためジャンルを変更しています)。
我が浄瑠璃サークルは週に1度だけ集まって活動するいわゆる“ゆるい”サークルだ。東大だけでなく、東京外語大やお茶の水女子大、日本女子大などさまざまな女子大の学生が所属している。
新規入会者はほとんどが1年生だが、学年に関係なく入会できるし、4月でなくても入会できる。学生なら誰でも入会できるし、学生証を提示するわけではないのでなんなら誰でも入会できる。
38歳のぼくでも問題なく入会できたから、素性を偽れば誰でも入れてしまう。とにかくゆるい。
週1の例会では、練習する者とおしゃべりする者に別れる。そう練習をしなくてもいい。何時に来て、何時に帰ってもいいし、来なくてもいい。「行きます」と表明したうえで、来なくてもいい。自由なサークルである。
▶会長・副会長の信じられない行動
浄瑠璃サークルの会長・副会長の信じられない行動
毎年9月になるとその年度に入会したメンバーの中から会長や副会長を決定する。ほとんどが1年生で、18歳か19歳だ。
立候補または先輩からの指名で、選挙になることはない。会長たちの同期は“執行代”と呼ばれ、定期的に会議をして、さまざまなことを話し合う。
しかし、つい先日重要事項について話し合われていないことが発覚し、横転した。
ぼくらが浄瑠璃パフォーマンスをする理由
浄瑠璃は人に見せてこそ、その真価を発揮する。そのため、定期的に客前で公演をおこなっていて、東大の五月祭と駒場祭もその重要な機会である。
出演者は6チーム各5人ほどに分かれ、2ヶ月ほど前から週に何度も駒場キャンパスに集まって練習している。
どんな場合でも客は公演を無料で見られる。収益はない。
“たのしい”
それだけの理由で、学生たちは金を払い時間を使って浄瑠璃の練習をしている。
▶▶▶「そして、まさかの展開。東大浄瑠璃サークル、東京ドームで公演するチャンスが…!?」についてお伝えします__▶▶▶▶▶