「日プ女子」現場で見た練習生の固い絆 生放送外で生まれた脱落者とトレーナーの感動的なドラマ | NewsCafe

「日プ女子」現場で見た練習生の固い絆 生放送外で生まれた脱落者とトレーナーの感動的なドラマ

芸能 モデルプレス/ent/music
木村カエラが作詞したバラード曲『FLY UP SO HIGH』を歌唱するファイナリスト20人(C)PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS
【モデルプレス=2023/12/17】サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のファイナル(最終回・Aichi Sky Expo/愛知県国際展示場にて開催)が16日14時より、TBS系列にて生放送され、デビューするグローバルガールズグループ「ME:I」(ミーアイ)のメンバーとなる11人の練習生が決定。ここでは現場取材を行った記者が見たCM中や生放送後の練習生の姿について伝える。

【写真】「日プガールズ」デビューが決まった11人

国民投票の結果、笠原桃奈(かさはら・ももな/20)、村上璃杏(むらかみ・りのん/17)、高見文寧(たかみ・あやね/18)、櫻井美羽(さくらい・みう/21)、山本すず(やまもと・すず/17)、佐々木心菜(ささき・ここな/17)、飯田栞月(いいだ・しづく/19)、清水恵子(しみず・けいこ/18)、石井蘭(いしい・らん/19)、海老原鼓(えびはら・つづみ/16)、加藤心(かとう・こころ/23)がデビューメンバーに選ばれた。

◆斉藤芹菜がナレーションを担当

Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)での開催となった今回のファイナルには、手作りのスローガンやグッズを持った国民プロデューサーが集結し、デビューメンバー決定を前に緊張感が漂っていた。第2回順位発表式までに脱落した練習生が観客席にすでに集結し、BGMとして流れていたコンセプト評価の課題曲に合わせて踊る様子を見せていた。

SEASON1・2同様、投票方法ナレーション役は前回の順位発表式でボーダーラインで脱落した練習生となり、最終順位21位の斉藤芹菜(さいとう・せりな/17)が担当した。

◆放送外でもトレーナー陣の“らしさ”は健在

順位発表の時間が近づくと、トレーナー陣が入場。仲宗根梨乃もBGMとして流れていたコンセプト評価の楽曲『Popcorn』を踊り、放送前から“らしさ”全開。緊張感のあった会場からは歓声が湧き、場を盛り上げた。

そして、ファイナリスト20人が緊張した面持ちでステージに現れスタンバイ。生放送が始まると国民プロデューサー代表・木村カエラが登場する場面からスタート。張り詰めた空気の中、白のフォーマルスタイルで堂々と登場し、いつも通りに進行を進めていたが、VTRが切り替わると「めっちゃ緊張するんだけど」と心境を吐露。すると仲宗根から大声で「カエラさん最高!You are so good!」と木村へエールが送られ、少し緊張が解け安堵の表情を浮かべていた。

これまでを振り返る映像が放送される中、放送後にも話題となり“名場面”とも言えるYUMEKIが険しい表情をして練習生に「もうみんな帰っていいよ」と言い放つ厳しい指導の様子が映し出されると会場は大盛り上がり。YUMEKIはすぐさま立ち上がりペコペコと頭を下げ、必死に謝る姿にさらなる盛り上がりを見せた。

◆順位発表中に見えた練習生の絆

順位発表中には、ライバルでありながらも仲間として切磋琢磨してきた練習生の熱い絆が垣間見える場面も。櫻井美羽(さくらい・みう/21)の順位が呼ばれた際には、コンセプトバトルで『Body&Soul』2組で同じチームだった釼持菜乃(けんもつ・なの/22)が喜びのあまり後ろから駆け寄るように飛んでハグ。その勢いはジャケットが脱げかけてしまうほどで自分のことのように喜んでいるように見えた。

最後のデビューメンバーが発表される11位発表直前。CMが放送されている間の練習生の様子はさまざま。デビュー評価の『想像以上』でセンターを務めた高畠百加(たかばたけ・ももか/19※「高」は正式には「はしごだか」)やこれまで負けず嫌いな一面を数多く見せてきた田中琴(たなか・こと/18)は、不安な気持ちが溢れてしまったのだろうか、顔を覆い涙する姿が印象的だった。

一方、第3回順位発表式で9位だった会田凛(あいた・りん/17)や、圏内の順位をキープしていたがランクダウンし、心配の声が寄せられていた釼持や加藤は、涙しながらも観客に向かって手を振ったり緊張感をほぐすように会話する様子を見せていた。

◆圧倒的王者・笠原桃奈の行動が男前

今回2位に約40万票差をつけ、圧倒的な票数を獲得して王座に輝いた笠原。ファイナルでも彼女の真っ直ぐでかっこいい姿は健在で、佐々木がデビューメンバーとして名前を呼ばれた時は、練習生たちが駆け寄り祝福する中、彼女の頭を撫で背中を叩くふりのアクションで送り出すなど、仲間思いな一面を見せた。さらに1位候補として村上とデビューメンバーの立つステージに向かう際には、段差を降りようとする村上に自然と手を差し伸べ、紳士にエスコートをしていた。

◆「日プ女子」生放送終了後に生まれたドラマ

感動のドラマが生まれたのは、生放送中だけではない。これまで練習生の成長を間近で見守ってきた木村のとある行動が生放送後の会場を大きな感動に包んだ。

収録が終わり「木村カエラさんありがとうございました!」とスタッフが告げると、ステージを後にすると思っていた木村がデビューを逃した9人のもとに駆け寄っていった。円陣を組み涙を流す9人を思いっきり抱きしめて言葉を投げかけ、最後まで練習生のことを考える熱い姿を見ることが出来た。

そして、離れた観覧席からエールを送るトレーナー陣を見るよう木村が9人に促すと、仲宗根は「みんなサイコー!!」とエール。YUMEKIや青山テルマ、KEN THE 390も「頑張れー!」と次々と声援を送った。その後、脱落者の9人は一列になってトレーナー陣に向けて深くお辞儀。デビューメンバーの11人も次々と9人の元へ向かう感動的な展開となり、コンセプト評価で共に『AtoZ』を作り上げた飯田、加藤神楽(かとう・かぐら/18)が涙ながらにハグ。『TOXIC』を披露した釼持と高見、合宿所で同部屋エピソードを明かしていた清水と桜庭遥花(さくらば・はるか/17)と田中も熱い抱擁を見せ、オーディション期間で築き上げた固く強い絆がよく伝わってきた。

◆最終回冒頭で流れたファイナリスト20人のキャッチコピー

笠原桃奈:天下無敵のチャレンジャー
櫻井美羽:圧倒的クールビューティー
村上璃杏:猫顔のポジティブJK
石井蘭:完全無欠のカリスマ
高見文寧:沼落ち!ギャップの歌姫
海老原鼓:国宝級ボーカリスト
佐々木心菜:磨かれ輝く天然の真珠
加藤心:心ほぐす癒しの高音ボイス
会田凛:不屈のシンデレラガール
飯田栞月:脱クラシックからの逆転劇
清水恵子:多才な陽キャラッパー
坂口梨乃:別格オールラウンダー
高畠百加:鬼強ハスキーボイス
山本すず:ゆるふわ憑依型パフォーマー
釼持菜乃:女神級ビジュアルセンター
田中優希:頭脳派イケメンクイーン
田中琴:向上心エベレスト級
北里理桜:美貌に秘めたド根性ガール
桜庭遥花:甘く溶ける綿あめボイス
加藤神楽:Fクラスから爆速成長中

◆「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」とは

本番組は、エンタテインメント界で過去最大級の番組制作規模となる日本初国民プロデューサー(視聴者)が決めるサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾。2019年に誕生したJO1(ジェイオーワン)、2021年のINI(アイエヌアイ)に続き、シリーズ初のガールズグループが誕生した。

今回は『LEAPHIGH~君の夢は、時を越えて~』を合言葉に、101人の練習生たち(※5人辞退)が、世界に羽ばたくガールズグループとして生まれ変わるためのトレーニングとテストを経て成長。最終回ではデビュー評価楽曲『CHOPPY CHOPPY』と『想像以上』のパフォーマンスを経て、上位20人の練習生の中から国民プロデューサーによる投票で生き残ったメンバー11人だけがデビューの夢を掴んだ。また、最終回直後には、番組アンバサダーの矢吹奈子がデビューメンバー11人を直撃する生配信も行われた。

◆「日プ女子」20人がファイナル進出 生放送中の投票ポイントは2倍に

全ての練習生を対象にチームを組むグループバトル、ダンス・ボーカル・ラップと自身の希望するパートで勝負するポジションバトル、国民プロデューサーによってテーマの異なる楽曲を振り分けられるコンセプトバトルと過酷なテストを経てデビュー候補メンバーを選出。投票は11人を選ぶ11pick投票から始まり、累計投票数34,141,349票となった第1回順位発表式で96人から50人、40,285,235票となった第2回順位発表式で50人から35人と生存者・脱落者が発表されていき、2人を選ぶ2pick投票になってからは順位が大きく変動。7,429,902票となった第3回順位発表式では、今回のファイナル評価に進んだ20人まで絞られた。

最後の第3回投票期間は16日7時を一旦締め切りとする、1人のみを選ぶ1pick投票を実施し、14時からの最終回生放送中に再開、その合計によってデビューする11人が決定した。

生放送中も国民投票とLemino投票が可能となり、投票ポイントは通常の2倍となり最終回は放送後、Leminoでも配信されている。(modelpress編集部)

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