生田絵梨花、ディズニー100周年ミュージカルで歌に込めた思い「自分自身のネガティブな感情もちゃんと味わいながら」＜ウィッシュ＞

【モデルプレス＝2023/11/30】女優の生田絵梨花が11月30日、都内で行われた映画「ウィッシュ」（12月15日公開）のジャパンプレミアイベントに、歌手で俳優の福山雅治、声優の山寺宏一、女優の檀れいとともに出席。本作で披露する歌に込めた思いを明かした。

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◆生田絵梨花「ウィッシュ」ヒロイン役の心境

ディズニー100周年という節目に公開される「ウィッシュ」は、どんな願いも叶う魔法の王国が舞台。その国で隠された真実を知ってしまったヒロイン・アーシャが、みんなの願いを取り戻すため、ディズニー史上もっとも恐ろしいヴィランに立ち向かっていく姿を描く。

本作の日本版声優を務めることになった際の心境を聞かれると、ヒロインで願い星に選ばれた少女・アーシャの日本版声優を務める生田は「私自身、小さい頃からディズニー作品が大好きで歌って育ってきたので、記念すべき100周年記念の作品でこんな役割を仰せつかりまして、緊張と嬉しさでいっぱいです」とにっこり。「ついにこうしてみなさんにこの作品を見ていただける日が来たんだなという高揚感でいっぱいですし、今までは1人のことが多かったんですけど、声優陣のみなさんとやっとお会いできたので心強くて嬉しいです」と目を輝かせた。

続けて、自身が思う本作の魅力について質問されると「100周年の作品ということで、過去の作品のオマージュが散りばめられていたり、願いを描き続けてきたディズニーが、もう一度願いについて考えて、そして今の私たちに発信してくれているという、その歴史を感じる部分も凄さだと思いますし、それと同時に音楽も素晴らしくて、聞いているだけで体が動き出すとか、胸が熱くなるようなミュージカル体験ができるのは、この作品の凄さだなと思っています」と言い、「原点でありながらも、私たちを未来につなげてくれるような、そんな作品になっていると思うので、みなさんにもメッセージが届くといいなと思っております」としみじみと語った。

◆生田絵梨花、歌に込めた思い

アーシャの魅力については「自分の心に正直で、もし周りに『それ違うよ』とか『ダメだよ』と言われたとしても、大切な人を守るためだったら突き進めるという信じる気持ちの強さだったり、願いの強さが魅力だなと思っています」と答え、アーシャとして歌う劇中歌『ウィッシュ〜この願い〜』については「すごく力強くてエモーショナルな楽曲なんですけど、単に強いってことではなくて、ん〜なんでしょうなあ…。なんでしょうなって（笑）、緊張で変な言葉になっちゃいました（笑）」と茶目っ気たっぷりに笑いつつ、「彼女の優しさだったり、等身大の躊躇や悩みの感情があって、それを乗り越えるために強い決意とか覚悟がエネルギーにつながっていると思っているので、歌うときもそこをショートカットしてしまわないように、自分自身のネガティブな感情もちゃんと味わいながら、それを解いていくというか、聞いている人も自分の心を解放できるような願いを込めて歌わせていただいています」と言葉に力を込めた。

最後に生田は「この作品はディズニーの100年分の想いと願いが詰まった作品になっていると思います。私たちも全身全霊をかけて命を吹き込みましたので、みなさんにぜひ受け取っていただけたら嬉しいなと思いますし、この美しい映像、そして愛すべきキャラクター、素晴らしい音楽は劇場で全身で浴びて体感してほしいなと思っております。ぜひ今日の日を忘れずに、この映画を忘れずに、この先もみなさんの心の中で輝き続ければいいなと思っております」とアピールした。（modelpress編集部）

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