そんな中ある日営業で、アンジャッシュの渡部建と一緒になった小島。その日の観客には「ややウケ」だったというが「渡部さんが僕のネタ見ててくれて」といい、楽屋で「『ちょっと速いな』みたいな」とネタのテンポが速いと指摘されたのだという。さらに渡部からの伝え方は「BPMって僕生まれて初めて聞いた単語だったんですけど」と、音楽用語として使われるBPM(beat per minute)を使ったもの。「あれ(小島のネタ)が多分今136ぐらいじゃないか?クラブで盛り上がるのが120とかそのぐらいだから、テンポ落としたらいいんじゃない?ネタがよく聞こえないから」と小島に具体的なアドバイスをしたのだそう。その後、小島はこの渡部のアドバイスに従いテンポを遅くしたところ、半年もしないうちにオーディションに受かったと告白。「もう本当に命の恩人というか…」と改めて感謝を口にした。