綾野剛、柄本佑の濡れ場シーンを回顧 “お尻”に「たくましくて美しかった」<花腐し> | NewsCafe

綾野剛、柄本佑の濡れ場シーンを回顧 “お尻”に「たくましくて美しかった」<花腐し>

芸能 モデルプレス/ent/movie
映画『花腐し』の公開記念舞台挨拶に登壇した柄本佑、綾野剛(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/11/11】綾野剛が11日、都内で行われた映画『花腐し』の公開記念舞台挨拶に柄本佑、さとうほなみ、荒井晴彦監督とともに登壇。柄本の濡れ場シーンの印象を語った。

【写真】綾野剛ら「花腐し」キャスト集結

◆綾野剛主演映画「花腐し」

本作は、芥川賞受賞の松浦寿輝による同名小説に“ピンク映画へのレクイエム”という荒井監督ならではのモチーフを大胆に取り込み、原作の“超訳”に挑んだ、切なくも純粋な愛の物語。斜陽の一途にあるピンク映画業界。監督の栩谷(綾野)は5年も映画を撮れていない。梅雨のある日、栩谷は大家からアパートの住人・伊関(柄本)への立ち退き交渉を頼まれる。彼はかつてシナリオを書いていた。映画を夢見たふたりの男の人生は、ある女優(さとう)との奇縁によって交錯していく。

◆綾野剛、出演の決め手明かす

綾野は「昨日、ようやく初日を迎えることができました。昨日はお昼以降に雨が降りまして、この作品を迎え入れてくれているような恵みの雨だなと思いました。本当に感慨深いです。荒井監督が『1つのレクイエム映画である』と評されていましたが、終わりを迎えることと始まりを迎えることの連続の中で作品は存在していると思うと、皆さんが観ていただいくことで、この作品が育っていくことが嬉しくて仕方がないです」としみじみと語った。

出演の決め手を問われると、綾野は「素直に荒井監督の現場に行きたいと(思いました)。映画人の中に入って、よりいろんなこと学びたいと思いましたし、とにかく脚本から映画のにおいが沸き立っていたんですよ。その脚本に出会えたことがなにより嬉しく、ご褒美のような気持ちになってしまって、畏怖心より飛び込んで一緒に作っていきたいと思いました。佑くんとほなみさんが参加すると伺っていたので何よりでした」と説明した。

◆綾野剛、監督から称賛受ける「非常に優等生

荒井監督は「綾野さんとさとうさんは初めてで、僕は初めてだと人見知りするから、子供の頃から知っている佑がいてほしいよな。困ったときの支えとして…と思いながらヒヤヒヤして現場に入ったけど、綾野さんは非常に優等生というか、真面目で気配りもあって驚きました」と柄本へのオファー理由も明かしつつ、綾野の印象を吐露。綾野が荒井監督と誕生日が一緒であることを伝えると、荒井監督は「(映画に)出てくれないと言ったら『誕生日が一緒だ』と口説こうかと思った」とも打ち明け、会場の笑いを誘った。

◆綾野剛、柄本佑の“お尻”に注目「たくましくて美しかった」

荒井監督と再タッグの柄本は、「『火口のふたり』のときに大体のお尻は出し尽くしたかなと思ったら、こういうお尻が残っていたか。なるほどな…と。まだまだ出すお尻が残ってそうなので、またお願いします。お尻って掘れば掘るほどあるんだなと思いました」と濡れ場シーンを思い出しながら荒井監督に逆オファー。綾野は「僕、ずっとそこを見てましたからね。本当にたくましくて美しかったですね」と感心し、「佑くんのセリフが出る初速のスピードにうっとりするんですよ。なんでこんな出し方ができるんだろう」と憧れのまなざしも向けた。

◆綾野剛&さとうほなみ、カラオケシーンの裏話

さとうとのカラオケシーンについても「デュエットできるなんて思っていなかったのでうれしかったです」と喜ぶ綾野。楽曲は山口百恵の「さよならの向こう側」。綾野は「初めて歌ったと思うんですけど、サビになったら1オクターブ上で、ただの熱唱。キツかったけど平常心で歌いました。必死でした」と苦笑いしながら、「ほなみさんが横で、足とかでずっとリズムを刻んでくれていて、それが周辺視野で見えていました。カラオケの音量より自分の声量の方がデカすぎてカラオケのオケが消されがちになっていたんですよ。そのときにほなみさんの絶妙な揺らぎを見て、さすがなだぁ、本当に助かりますと思いました。プロフェッショナルで、音楽に対して誠実で、とても素敵です」と称賛と感謝の言葉を送った。

さとうは「もともと(曲を)流すつもりだったんですよね」と歌うはずではなかったことを暴露。荒井監督も「許諾が取れなくて。いろんな手を使おうとしたんですけど…」と裏話をぶっちゃけて会場を沸かせた。

◆綾野剛、主演作をアピール

最後に、荒井監督は「綾野ファンが多いと思います。10回観てくれたら何とかなると思います。よろしくお願い致します」と呼びかけ。綾野は「僕たちが子供の頃に観てきた映画のにおいがあって、だけど現代にこういう映画があるからこそ映画って古くならないんじゃないかなと思います。映画のあり方を改めて実寸大で体感させてくれた、役者にとっても皆さんにとっても大切な一作になったら幸いです」と心を込めた。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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