【モデルプレス=2023/09/13】俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系日曜劇場「VIVANT」(読み:ヴィヴァン/毎週日曜よる9時~)の最終話が17日、放送される。ここではこれまでに寄せられた考察をまとめる。【写真】「VIVANT」新たな日本のモニターは誰?重要キャラ4人浮上で考察盛り上がる◆堺雅人主演「VIVANT」本作には、主演の堺のほか、阿部寛、松坂桃李、二階堂ふみ、二宮和也、役所広司ら豪華俳優陣が集結。別班(国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊)の乃木(堺)は、テロ組織・テントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所)が父であることを突き止め、その実態に迫っていく。第8話では、テントはテロ活動を請け負って得た金で孤児を救っていたことが判明。第9話では、別班を裏切ったと思われていた乃木が別班業務でテントに潜入していたことがわかった。◆乃木(堺雅人)&野崎(阿部寛)の関係性別班であることがわかっている乃木だが、視聴者の間ではさらに裏があるとの声も。第2話では、バルカ共和国へ向かった乃木と野崎守(阿部寛)。そこで野崎は、乃木が亡くなった後輩・リュウミンシュエンに似ているため、後輩のことを乃木に重ねていると打ち明ける。すると乃木は野崎の手を握り「あなたは鶏群の一鶴、眼光紙背に徹す(あなたは優れた人、読解力に長けている)」と意味深なメッセージを残した。ここで1つの考察が浮上。乃木がリュウミンシュエンであるということだ。別班であれば経歴詐称や、生死を偽ることも可能だろう。今後迎える結末に向けて、野崎に助けてもらうための計算だったと考え「似てるってだけでそこまで気にかけるかな?」「乃木が後輩だって気づいたからその話をしたのかも」「乃木が『自分がリュウミンシュエン』だよってことわざを通して伝えてるとしたら納得」などの声が寄せられている。また“のざきまもる”の“さ”を抜くと、濁点の位置は変わるものの“のぎまもる=乃木守る”になると野崎の名前にも注目が集まった。第1話で医者の柚木薫(二階堂)が言及していたように「VIVANT」の意味をフランス語で解釈する視聴者も。物語上「VIVANT」は別班という意味で進んでいるが「VIVANTって生きているって意味があるんだよね」「野崎にとって後輩が生きていた。ベキにとって息子が生きていたって意味にも取れる」などのコメントもある。◆薫(二階堂ふみ)の正体一波乱呼んでいるのが薫の正体。第9話で薫の患者であるバルカ共和国の少女・ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)の父・アディエル(Tsaschikher Khatanzorig)はベキに育てられたという事実が明らかになり、アディエル、ジャミーンと家族同然のように接していた薫もまたテントと関係があるのではないかという声が続々と寄せられた。そして、乃木が殺したと思われていた別班メンバー4人が生きていたことが明らかになった。別班4人が入院しているところ撮影した映像を日本にいるテントのモニターがテントに送ったことから「病院の撮影をできるのは医者である薫」「アディエルがベキと繋がってたことがわかって薫テント説が確信に変わった」といった考察が上がっている。◆ドラム(富栄ドラム)の正体野崎の仲間として動いているドラム(富栄ドラム)の正体も未だ謎に包まれている。日本語を喋ることはできないが理解可能なドラム。第9話で、テントの幹部はベキ以外、幼少期からバルカに住んでいるバルカ人であることがわかったが、情報が漏れないよう日本語で会話している場面もある。そのため日本語もバルカ語もできるというテントのメンバーとドラムの特徴が一致。「ドラムが日本語できるのは、テントの人たちと同じようにベキのもとで暮らしていたからだと思う」「日本のモニターってドラムのことじゃないかな」などと予想されている。◆新庄(竜星涼)&長野(小日向文世)の正体別班説が多数上がっている公安・新庄浩太郎(竜星涼)と丸菱商事・長野利彦専務(小日向文世)。新庄は、天才ハッカー・太田梨歩(飯沼愛)を監禁している疑いで尾行していた山本巧(迫田孝也)を見失い、さらに別班であることが疑われている乃木の尾行にも失敗したことが1番の要因となっている。どちらの失敗も別班に有利に働いたことから別班説が浮上した。長野は第4話以降登場していないが、大学院へ通った経歴があり、それは大学院時代に別班に加わった乃木の経歴と一致。「あそこまで経歴出しといてこのまま退場はない」「乃木と一緒で大学院に通いながら別班業務をしていたのでは?」「第4話の意味深な表情も忘れがたい」といった予想が集まっている。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】