キスマイ玉森裕太、日本人声優初の試み「こんな経験できると思わなかった」<マイ・エレメント> | NewsCafe

キスマイ玉森裕太、日本人声優初の試み「こんな経験できると思わなかった」<マイ・エレメント>

芸能 モデルプレス/ent/movie
玉森裕太、ピーター・ソーン監督(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
【モデルプレス=2023/07/20】Kis-My-Ft2の玉森裕太が、日本版声優を務めるディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』(8月4日公開)にて日本人声優初となる試みを行った。

【写真】玉森裕太がピクサー・アニメーション・スタジオの壁に刻んだサイン

◆ディズニー&ピクサー最新作「マイ・エレメント」

『トイ・ストーリー』の“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』の“モンスターの世界”、『ファインディング・ニモ』の“海の中の世界”、『インサイド・ヘッド』の“頭の中の世界”、『リメンバー・ミー』の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれるもしもの世界を舞台に、数々の感動的な物語を観客に贈り届けてきたディズニー&ピクサーが贈る本作は、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く。

すでにアメリカをはじめ世界各国で公開を迎えており、アメリカの大手レビューサイトのRotten Tomatoesではオーディエンススコア93%、CinemaScore(7月18日時点)では最高ランクのA評価を獲得。作品の高い評価により評判が評判を生み、韓国では4週連続で前週を上回る興収を獲得、さらにニュージーランドやウルグアイでは公開後4週間以内で驚異の前週比+100%以上を叩き出す週もあり、公開された世界10か国以上で前週を大きく上回る奇跡の大ヒットを記録している。

そしてこの度、本作の主人公のひとりである水の青年・ウェイドの日本版声優を務めた玉森が、ロサンゼルスにあるピクサー・アニメーション・スタジオに訪問。本作で監督を務めたピーター・ソーンとの対面や、ピクサー・スタジオの歴史ある壁に日本人声優初となるサインを残したりと、貴重な体験をした。

◆玉森裕太、監督に“ロマンティックさ”アピール

本作の舞台となるのは、火・水・土・風4つのエレメントがそれぞれの特性を活かしユニークな生活様式で共生している、色鮮やかな世界「エレメント・シティ」。父の店を継ぐという夢に向かって頑張っていた火の女の子・エンバーは、ある日自由な心を持つ自分とは正反対の水の青年・ウェイドと出会う。共に時間を過ごしていく中で2人は少しずつ心を通わせていくも、お互いを消してしまう特性を持つ“火”と“水”の2人は、どれだけ仲を深めても触れ合うことすらできない。正反対のふたりの心が触れ合うとき、そこにはピクサー史上最も“ロマンティックな奇跡”が起こる。

玉森が演じているのは、そんな火のエンバーにとってありのままの自分を見てくれる大事な存在となる、水の青年・ウェイド。今回、アメリカ・ロサンゼルスに位置する、これまで数々の名作を生み出してきたピクサー・アニメーション・スタジオのピーター・ソーン監督に訪問。「本作の最初のコンセプトは『火が水に恋をしたらどうなるのか?』という一つの疑問から始まりました」と語る監督に自身の演じたウェイドついて玉森が尋ねると、監督は「ウェイドは、辛い思いを抱えている相手のために、自分が何をしてあげられるんだろうと考えているような優しいキャラクターです。感情が豊かなウェイドの表現は一番難しかったですね。そして水は相手を反射させるので、エンバーにとっても出会った当初はただの水のエレメントでしたが、お互いを知っていくうちにエンバーはウェイドの中に自分自身を見るようになり、大事な存在へと移り変わっていきます」と熱を持って解説。

すでに世界中のSNSでもウェイドというキャラクターについて「ウェイドは他のエレメントの違いを全く気にしていない。だってウェイドはありのままのエンバーが大好きだったから」、「ウェイドは本当に優しい!」、「私が今まで見た中で最高に美しいディズニー・ロマンス」とエンバーに向けられるまっすぐな優しさに絶賛の声が高く、監督から「(ウェイドのように)あなたもロマンティックなタイプですか?」と尋ねられると玉森は「めちゃくちゃロマンティックです!」と答え終始和やかな雰囲気の訪問となった。

◆玉森裕太、“日本人声優初”歴史あるピクサー・アニメーション・スタジオの壁に名を刻む

『トイ・ストーリー』の主人公であるウッディとバズをはじめ、『カーズ』『Mr.インクレディブル』といった歴代ピクサー作品が生まれたピクサーのメインオフィスである「スティーブ・ジョブズ・ビルディング」。自由でクリエイティブな雰囲気が感じられるスタジオの入り口に大きく飾られたていたのは本作の主人公、火の女の子・エンバーと水の青年・ウェイド、さらに風のエレメント・ゲイルなどといった新たにピクサーに仲間入りした『マイ・エレメント』のキャラクターたち。

さらに玉森が案内された場所は無数のサインが施された一つの赤い壁。実は非常に特別な場所で、歴代のピクサー作品で声優を務めたハリウッドスター達がスタジオに訪れた際、サインを残していく壁だという。『トイ・ストーリー』でウッディを担当したトム・ハンクスをはじめ、『カーズ』で主人公・カーズの声優を務めたオーウェン・ウィルソンなど、名だたるスターのサインを紹介されると、ピクサーのスタッフから「是非君もサインをしないか?」という言葉が。「僕が書いていいんですか?こんな経験できると思わなかったです」と恐縮しながらも喜びを見せ、赤い壁にサインを書く玉森。日本人声優で初めてこの歴史ある壁にサインをした玉森は、ピクサーの歴史に文字通り名を刻んだ形となった。

ピクサー・アニメーション・スタジオを訪問し、作品の魅力、そしてピクサー作品の魅力に触れていった玉森。「ピクサーファンとして、目に映るものすべてが素晴らしく、とても濃い時間を過ごせました。多くの方が沢山のアイディアを出し、ブラッシュアップを重ねた結果が僕たちに届き、幸せな気持ちにさせてくれるんですね」と、その貴重な体験を思い出し感慨深げに語った。(modelpress編集部)

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