日向坂46影山優佳、個性溢れるラストステージ メンバーからのサプライズに涙・休業中の思いも語る<セットリスト> | NewsCafe

日向坂46影山優佳、個性溢れるラストステージ メンバーからのサプライズに涙・休業中の思いも語る<セットリスト>

芸能 モデルプレス/ent/music
日向坂46影山優佳「影山優佳卒業セレモニー」撮影:上山陽介
【モデルプレス=2023/07/20】日向坂46が19日、東京国際フォーラムにて1期生・影山優佳の卒業セレモニーを開催。影山が華やかなラストステージを彩った。

【写真】日向坂46メンバー、影山優佳の卒セレで涙

◆影山優佳、卒業セレモニー開催

影山は、2016年5月に前身グループの「けやき坂46」(通称・ひらがなけやき)に加入。一時は学業のため2年にわたって休業するが、復帰後は東大生たちにも引けを取らないクイズ力や、元日本代表も認めるサッカーの知識をいかして、グループの知名度アップに貢献してきた。その影山のアイドルとしてのラストステージは、歌はもちろん、「影山優佳のやり残したこと」としてクイズやラジオの公開収録まで盛り込んだ、バラエティ豊かな内容になった。

オープニングのVTRは、影山ら1期生がオーディションに合格したときから現在までの秘蔵写真で構成。

そして、影山の最後の参加作となる9thシングルの制服衣装を着たメンバーたちが登場。キャプテンで1期生の佐々木久美が「今日で日向坂46での影山をステージで見られるのは最後なんですけれども、この最後のステージをおひさまのみなさんと一緒に影のことを一緒に見届けたいなと思っております」と語り、主役である影山を呼び込み。

ステージ奥から登場した影山は、「こうしてみなさんの前で最後のご挨拶ができる場をつくっていただけたことが本当に光栄ですし、何より日向坂としてというか、みんなと一緒にまたステージに立てたことがすごくすごく光栄で誇りに思ってます」と挨拶した。

◆影山優佳卒業セレモニー、公開収録も実施

同公演では影山の1st写真集のタイトル「知らないことだらけ」にちなんで、「影山優佳の知りたい11のことクイズ」と題したコーナーや、影山がパーソナリティを務めていたTokyo fmのラジオ番組「日向坂46のほっとひといき!」の公開収録も実施。

公開収録は、卒業セレモニーでやりたいことをスタッフから聞かれた影山が真っ先に提案したのがこの企画だったという。

さらに、コーナー間に挟まれたVTRでは、影山が様々なことにチャレンジ。最後に得意なリフティングに挑戦し、なんと人生最高記録となる16回を達成。勝負強さを発揮した。

◆影山優佳、思い出の楽曲をパフォーマンス

そして、ライブコーナーでは、過去の影山優佳の映像素材をふんだんに使ったVTRとともに「Overture」が流れる。ステージには影山を含む一期生たちが登場すると「永遠の白線」「おいで夏の境界線」を続けて歌唱した。

この2曲は、それぞれ2017年、2018年の夏にリリースされた楽曲。歌い終わってから選曲の理由を聞かれた影山は、「今日やるからには、1期生でみんなで思い出のある曲をやりたいなと。『おいで夏の境界線』は学業で休業していたので、みんなとやる機会がなかったので、こうしてできて嬉しいです」と答えていた。

続いては影山・東村芽依・高瀬愛奈によるユニット曲「夏色のミュール」と、影山優佳・金村美玖・富田鈴花・上村ひなのによるユニット曲「その他大勢タイプ」を披露。こちらも休業や、耳の特性のためライブを休んでいたことにより、披露する機会が少なかった楽曲で、この最後のステージでしっかりやりきった形となった。

◆影山優佳、真っ赤なドレス姿でスピーチ

また、その後には影山のインタビューVTRが流れ、両親に背中を押されてけやき坂46のオーディションを受けたことや、フォーメーション発表で「みんなの苦しそうな顔見てるのがしんどい」と感じていたこと、休業中にグループの活躍を見ながら「このまま自分はフェードアウトしてったらいいな」と考えていたことなどが赤裸々に語られる。

しかし、最後に日向坂46というグループについて聞かれると、「日向坂というグループがあるからこそ頑張れてきた。私の行動原理のすべてが日向坂があるから」「自分が存在することを認めてくれた場所」「まとめると、大好きなんですよね」と溢れんばかりの思いを語った。

VTRが終わると、ステージに真っ赤なドレスに身を包んだ影山が登場。便せん6枚にわたって綴ったメッセージを読み上げた。

スピーチ後には、サプライズで1期生が登場。「ない段取りだったから」と怯える影山を囲んで、けやき坂46が初めてもらった始まりの曲である「ひらがなけやき」をアカペラで歌った。「ほんとに、一期生でいられて幸せだった」「この一期生じゃなかったら頑張れてなかったなと思うので」「卒業したら友達になれると思うので」と言いながら、影山は思わず涙をこぼした。

イベントのラストには、卒業する影山のために作られた最初にして最後のセンター曲「友よ 一番星だ」を披露。青春感のある曲調で、去りゆく者と仲間の思いを歌った。

15歳でグループに加入し、休業と復帰、メディアでの個人活動、耳の特性によるライブ休演、そして仲間に見送られての卒業と、これほど栄光と挫折を味わってきたアイドルも少ない。影山が教えてくれた、勉強も苦手なことも努力で克服しようとする生き方、そして自分を愛そうとする姿勢は、これからの日向坂46に勇気と強さを与えるだろう。(modelpress編集部)


◆日向坂46「影山優佳 卒業セレモニー」セットリスト

影ナレ:影山優佳、高橋未来虹(※「高」正しくは「はしごだか」)

M1.永遠の白線

M2.おいで夏の境界線

M3.夏色のミュール

M4.その他大勢タイプ

M5.誰よりも高く跳べ!2020

M6.友よ 一番星だ

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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