横浜流星、窪田正孝本人に闘争心?死闘シーンを回顧「気持ちが表に出過ぎました」<春に散る> | NewsCafe

横浜流星、窪田正孝本人に闘争心?死闘シーンを回顧「気持ちが表に出過ぎました」<春に散る>

芸能 モデルプレス/ent/movie
映画「春に散る」完成披露試写会に登壇した横浜流星(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/07/19】俳優の横浜流星が7月19日、都内で行われた映画「春に散る」(8月25日公開)の完成披露試写会に、横浜とともにW主演を務める佐藤浩市、共演の橋本環奈、山口智子、メガホンをとった瀬々敬久監督とともに登壇。窪田正孝との試合シーンを振り返った。

【写真】横浜流星・橋本環奈ら「春に散る」キャスト集結

◆佐藤浩市、横浜流星とのミット打ちを回顧「この男のパンチが重くてね…」

イベント冒頭、横浜がボクシングのプロテストに合格したことが話題に上がり、観客から拍手で祝福されると、佐藤は「どこまで言っていいかわからないんですけど、撮影のときに我々の間ではそういう話があったんです。『やってみたら?』っていうので、周りが本人をその気にさせていたんですけど、本当に受験するとは思わなかったので、びっくりしました。“よし!”って気分です」と話し、横浜は「よかったあ」と笑顔を見せた。

また、佐藤と横浜のミット打ちの写真がスクリーンに投影されると、佐藤は「当然、流星くんとか窪田(正孝)くんは撮影のずいぶん前からトレーニングに出て、僕もそこに何度かお邪魔させていただいて、ミット打ちから一緒にやったんですけど、みなさんが思われるよりきついです」と吐露。「ミットって聞くと柔らかい感じがするでしょ?すごく硬くていい音がして、なおかつ引いたらダメなのでこっちも当てに行くんです。それが本当にきつくて、またこの男(横浜)のパンチが重くてね…」と苦笑しつつ、「それでアイコンタクトでお互いができるようになっていくのが楽しかったですね」と回顧。

横浜は「痛いことを僕は知っているからこそ、最初は躊躇があったんですけど、イン前に手合わせをしてもらって、その度に浩市さんが『気にせず本気で!』って力強い言葉をいただけたので、逆にちょっと抜いてやるのは失礼だし、これは浩市さんの胸を借りて本気でいかせてもらって、でもやっぱり信頼関係がないと本当に難しいので、何度も合わせてそこで言葉を交わさずとも、関係を作っていけた気がしますね」としみじみと語った。

◆横浜流星「窪田くんに負けたくない気持ちが表に出過ぎましたね」

そして、試合のシーンは数日かけて撮影を行ったそうで、横浜は「集中力を保つのが大変ですよね。1ラウンドから5ラウンドまでが1日目、(別の日に)5ラウンドからというのを保つのが大変でした。ただ周りの方たちだったり、エキストラのみなさんが毎回、応援してくださって、カットがかかると拍手をしてくださるんですよ。やっぱりあの力は僕らの活力になったし、あとは(窪田演じる)中村(利男)に負けたくないという気持ちが」と吐露。佐藤から「(中村ではなく)窪田にでしょ?」と声をかけられると、横浜は「はい(笑)。窪田くんに負けたくない気持ちが表に出過ぎましたね」と振り返った。

そんな試合のシーンを間近で見ていた感想を求められた橋本は「集中力を切らさないようにするのが大変だったという話を伺って、やっぱり長時間の撮影で試合を撮るって本当に大変だと思うんですね。でも近寄れないくらいの気迫というか、緊張感とかに本当に圧倒されました。すごかったです」と感嘆し、「本当に見応えがあったので、映画で試合を見たような感覚に陥るというのがすごいなと思いました」と舌を巻いた。

なお、同イベントに登壇予定だった窪田は体調不良により欠席した。

◆佐藤浩市&横浜流星「春に散る」

ノンフィクションの傑作「深夜特急」三部作をはじめ、数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎が、半生をかけて追い続けてきたテーマは、ボクシングを通じて“生きる”を問うこと。その集大成ともいえる最高傑作「春に散る」(朝日新聞出版)を、人間ドラマの名手・瀬々監督が、佐藤と横浜を主演に迎えて映画化した。

主人公は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤)と、偶然飲み屋で出会い同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黑木翔吾(横浜)。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えてほしいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンをともに目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。(modelpress編集部)

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