山下智久&新木優子、“5年ぶり共演”で互いに感謝 撮影中の気遣いも明かす「すごく助けられていました」<SEE HEAR LOVE> | NewsCafe

山下智久&新木優子、“5年ぶり共演”で互いに感謝 撮影中の気遣いも明かす「すごく助けられていました」<SEE HEAR LOVE>

芸能 モデルプレス/ent/movie
「SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる」配信直前イベントに出席した山下智久、新木優子(C)モデルプレス
【モデルプレス=2023/06/05】俳優の山下智久と女優の新木優子が5日、都内で行われた映画「SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる」(Prime Videoにて6月9日より独占配信)の配信直前イベントに、共演の山本舞香、山口紗弥加、メガホンをとったイ・ジェハン監督とともに出席。撮影秘話や互いの印象を明かした。

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◆山下智久主演「SEE HEAR LOVE」

ラブストーリーの金字塔「私の頭の中の消しゴム」を手掛けた恋愛映画の名手・イ氏が監督を務めた本作。次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下)と、それを支える生まれつき聴覚障害を持つ女性・響(新木)の切なくも温かい愛に溢れた物語が描かれる。

◆山下智久、役作り&主題歌担当した思い明かす

真治を演じる上で大切にしたことや意識したことを聞かれた山下は「目が見えるところから見えなくなってしまうので、絶望を表現することも大事だなと思いましたし、技術的に目が見えないので、どういう風にしたらそこに説得力が生まれるのかということも考えました」とコメント。

「彼が存在するその瞬間だけではなく、裏のまた裏というレイヤーを意識することを心がけていました。あとは監督からその都度、ご指導いただいていたので、それでいい化学反応が起きたのではないのかなと思っております」と自信を覗かせた。

加えて、事前にどのような準備をしたか追求されると「実際に視覚に障害のある方にインタビューさせてもらったり、家で目隠しをして数時間過ごしてみるとか、そういう物理的なことも役作りとしてやらせていただきました」と告白。

山下は主題歌「I See You」も担当しているが、これについては「非常に光栄なことだなと思っております」と語り、「すごくプレッシャーもあったんですけど、韓国のプロデューサーの方にプロデュースしていただいて、この『SEE HEAR LOVE』の遺伝子をそのまま受け継いだような楽曲になっているので、そこに携われたこと、嬉しく思っております」と笑顔を見せた。

◆新木優子、約半年間“毎日2時間以上”欠かさずしていたこととは?

一方、新木は劇中で手話とピアノを披露しているそうで「まず、ろう者の役ということで、私にとってはすべてが初めての経験で」と語ると、「生まれながらにして耳が聞こえないということで、手話がしっかりと身についていて普段から自分の言葉として使っているものなので、ろう者の方が見たときに違和感を抱かないように、1つひとつのニュアンスや細かいところも全部、先生と話して研究したりしました。すごく大変だったんですけどやり甲斐があって、達成感もあって、本当に貴重な時間をたくさん過ごさせていただきました」と撮影を回顧。

「ピアノに関しては小学生のときにちょっと弾いていたくらいの経験しかなかったので、今回『1曲弾いてほしい』というお話を聞いたときはびっくりして(笑)」と明かし、「本当にやらなきゃということで、約半年くらい毎日2時間以上、欠かさず練習して、なんとか作品で披露できるくらいになったので、ぜひそこも注目していただきたいです」とアピールした。

◆山下智久&新木優子、約5年ぶり共演の心境語る

そんな2人は今回「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(2018年)以来、約5年ぶりの共演に。

山下は新木について「前回、共演させてもらったときは役としても距離がある役だったので、見えていない部分もあったと思うんですけど、今回はかなり近くで共演させてもらって」と語り、「手話だったりピアノだったり、そこにまっすぐに時間を費やして、役を作ってくださるという努力家な部分がより強く見えたので、リスペクトを抱きました」と吐露。

「大変な撮影だったので現場がピリッとしている瞬間もあったりしたんですが、そこに新木さんがきてくれると場が和んで華やかになるような、そんな瞬間を見せていただいて。僕も助けていただいたなと思います」と感謝した。

これに新木は「そう言っていただけてすごく光栄です」と頬を緩ませ、「最初に共演させていただいたときは、私もまだまだ新人な気持ちだったので。まさかこうやって同じ視点に立ってお芝居をするときが来るなんてっていうことで本当に光栄でした」とにっこり。

「山下さんが変わらずそこにいてくださったというか、5年前に共演させていただいた当時から人に対して緊張感を与えないというか。誰に対しても分け隔てなく気を遣って、スタッフさんにも共演者のみなさんにも、そこにいてくださる姿にみんな助けられていたと思うし、私もすごく助けられていました」と続け、「『ありがとうございます』という言葉をそのまま返したいです」と頭を下げた。(modelpress編集部)

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